更年期による症状は閉経の前後にやってきます。
閉経は生理周期の乱れとともに徐々に近づいてきて、それに伴って女性の心身に多大なる影響を及ぼします。
とくに更年期の気分の落ち込みといった症状は多くの方に見られ、急に性格が変わってしまったかのような症状さえ起すことがあります。
これまで元気で活発だった人が急に大人しくなってしまったり、これまで静かだった人が急に切れやすくなったり。このように性格まで変わってしまうと近くにいる家族も困惑してしまうでしょう。
こういった更年期による症状はサプリなどを早いうちから始めて上手に活用すれば改善できる可能性がありますので更年期にいい成分を含むサプリをご紹介します。
これって更年期障害?あなたはいくつあてはまる?
今回は気分の落ち込みという更年期の症状の一種についてまとめていますが、それ以外にも同時に以下のような症状に心当たりがある場合はそれも更年期が影響を与えている可能性が高いです。
以下の項目の内あなたはいくつあてはまるでしょうか?
- いらいら
- 憂鬱、不安感
- 骨密度の減少
- 生殖器の萎縮
- 動悸
- 頭痛
- のぼせ
- 疲労感
- 肩こり
- 発汗
- 腰痛
- 記憶力や判断力の減退
- 耳鳴り、不眠
- 手足のしびれ感
ここにある項目は全て更年期障害による症状として代表的なものです。
あてはまる数が多いほど更年期による症状の可能性がありますので対策が必要です。
更年期障害で気分が落ち込みやすい人
同じ女性で同じ年代であっても更年期による症状の現れ方には個人差があると言われています。
それはこれまでに生きてきた個人個人の経験や体験が反映されているからです。
とくにもともと神経質な人や怒りっぽい性格の人は更年期で気分の落ち込みなどが激しくなりやすい傾向があるので注意が必要です。
怒りっぽい人などは女性ホルモンのエストロゲンがたくさん分泌されています。だから怒ったりしても感情をコントロールすることができるのです。しかし更年期になるとエストロゲンの分泌力が低下してくるため感情を今までのようにうまくコントロールすることができなくなります。
不安な気持ちや心配な気持ちに強く反応するもののコントロールできずに気分がひたすら落ち込んでしまうイメージです。
更年期の症状を改善するには

更年期における様々な症状は早くて5年ほどで終息すると言われています。しかし長い方では10年に及ぶ場合もありこれだけ長い間症状に苦しめられると思うと気持ちも参ってしまいます。
更年期の終息は乱れたホルモンバランスが女性ホルモンの無い環境に順応したころに症状は治まります。
しかし、女性ホルモン自体が少ない状態でいると骨粗しょう症などの病気のリスクが高まりますので、やはり女性ホルモンの分泌を早い段階で一定に保つことが更年期対策では最重要となります。
そもそも更年期で気分が落ち込んだりするのは女性ホルモンの分泌量が乱れることに原因があります。
思春期においてもそうですが、体内でホルモンの分泌量が急激に変わったりすると気分が落ち込んだり、イライラや不安感が強くなることが多くあります。
まずは自分の体と向き合おう
このような現象も体の変化を考えると仕方のないことのようにも思えます。まずは自分自身の今の状況を受け入れることで更年期との付き合いが始まるといえます。
他の人に指摘されてなかなか受け入れることができずにツラいまま対策もできずに長い間苦しんでいる方も多くいます。
まずは自分自身と素直に向き合うことで、今の自分には何が必要かが見えてきます、更年期の症状を改善するには受け入れる気持ちも大切なのです。
あまりに酷い場合は病院で診察を受ける
閉経にともない減少してしまった女性ホルモンは卵巣からの分泌は減る一方です。
そのため食事で女性ホルモンの変わりになる成分摂取するか、病院などでホルモン注射を打つことでホルモン量を維持して対策を行う必要があります。
病院でホルモン治療を受ける方も近年増加していますが副作用の面を考えると体に負担をかけずに無理なく続けられるサプリなどがいいという方も多く存在しています。
症状が精神面だけではなく肉体的にもツラい場合は一度医師に相談してみるのもいいかもしれません。医学的な面から適切なアドバイスをいただけます。
更年期に効く成分を知る

更年期の症状で悩みだしたらまずはビタミンE・亜鉛・ビタミンB1・B12などをきちんと1日摂取量を気にして摂取するようにしてください。
詳しい作用や摂取量は表に掲載します。
成分 | 作用 | 1日摂取量 |
ビタミンE |
ホルモン分泌調整
血行改善
のぼせ・冷え改善
|
15mg/日 (22.4IU) |
ビタミンB1、B12 | 自律神経を整える | B1 : 1.0mg B12 : 2.4mg |
亜鉛 | ホルモンバランスを整える | 9mg |
大豆イソフラボン | 女性ホルモンに似た働きをする | 70〜75mg |
DHA・EPA | 更年期症状の緩和 | 両方合わせて1g |
エクオール | エストロゲンに近い働きをする | 10mg |
高麗人参 | 自律神経を整える | 240mg〜 |
プラセンタ | ホルモンバランスの調整 | 200mg〜 |
上記の表で紹介した成分はほんの一部です、以外と更年期の症状を緩和する効果がある成分は多く存在していることがわかります。
ツラい更年期にはおすすめしたいサプリ
更年期の症状緩和を売り出している商品はたくさんありますが、大切なのは1日に必要な摂取量をきちんとカバーできるのか、過剰摂取にはならないのかと言う点です。
上記でもまとめたように様々な栄養素が更年期の気分の落ち込みをサポートしてくれますが、それらを食事だけで摂取するには無理があります。上手に必要な成分を必要なだけサプリから摂取するようにしていくことでスムーズに現状を改善していくことができます。
高麗美人

最近ネットで話題になっている高麗美人というサプリをご存知でしょうか?身体や心の重かったものがスッキリ取れて笑顔になれたと口コミで広がり更年期で苦しんでいる女性の間で大ヒットしました。
販売総数ではすでに100万袋を突破し、5年連続モンド・セレクションで金賞を受賞するなど品質面の実績も認められています。
大豆の7.7倍ものサポニン量や更年期に必要不可欠な成分98種類がギュッと凝縮されて配合されているため、飲んで実感できるサプリに仕上がっています。
主成分の高麗人参に含まれるサポニンが女性ホルモンの働きをサポートするので心と身体の悩みで浮き沈みする心を落ち着かせてくれます。
血行がよくなるので冷え性の改善や疲労体質の改善などといった効果も期待できるのでおすすめですよ。
エクオール

エクオールは女性ホルモンのエストロゲンと非常によく似た働きをする成分として知られています。大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が腸内細菌によって分解された時に発生する成分です。
大豆イソフラボンを摂取すれば間接的にエクオールを体内に増やす事もできますが、分解されるまでに時間がかかったり、腸内環境によっては分解できず排出されてしまう体質の人もいるので安定しません。
そのためエクオールをはじめから配合したサプリを取り入れることで、より効率的に更年期の気分の落ち込みなどの症状を緩和していくことができます。
エストロゲンが増えて安定した状態に近い体内環境へ整えてくれるので、更年期に起こる症状全般に聞きますし、皮膚老化の予防や骨粗しょう症の予防などに対する効果も期待できます。
プラセンタ

婦人科などで更年期の相談をするとプラセンタ注射などを薦められることもあります。プラセンタには自律神経を調整したりホルモン分泌量を調整する働きなどがあるからです。
エストロゲンを直接注入するのではなくプラセンタの働きでエストロゲンを分泌する力をサポートするので、あくまでも自分の身体の機能を活用してホルモンバランスを調整します。
また、プラセンタにはアミノ酸やビタミン、タンパク質など豊富な栄養素がバランスよく含まれているので美容面に対する期待値が高いのも魅力です。
まとめ
女性はもともとホルモンの影響を受けやすくちょっとしたストレスなどでも自律神経が乱れがちになってしまいます。
更年期という人生の節目とも言える時期にツラい思いをしないためにも早めにサプリなど栄養を補ってくれるものを使用して体の状態を一定に保つことが大切です。
最近疲れが取れない、気分の落ち込みが激しい、なにかとイライラしてしまう。こんな症状にお悩みの方はすっぽん小町など有効成分をしっかりと含んだ安心して使用できるサプリを試してみるのも良いかもしれません。

女性ホルモンの神様編集部です!美容・ダイエット・サプリ系の記事を主に担当しています。最近はメイク系YouTuberの動画を見るのが趣味です。細心の注意を払って正しい美容知識をお届けできるようにしています。またすべての記事はコスメコンシェルジュ・美容家のYURIEさんの監修も入っています。