女性の肌トラブルを起こしやすい部位にアゴがあります、アゴは消化器系の不調からホルモンバランス乱れなどで肌荒れを起こしやすく特に20代以降の女性に多い傾向があります。
ここではアゴの皮がむけてフケみたいにパラパラと目立って困っているという方のための対処法を紹介したいと思います。
もくじ
アラサーになってアゴの皮が頻繁にむけるようになりました
実はこの記事を書こうと思った理由、それは私自身がアラサーと言われる年齢になった頃から急激にアゴの皮がむけるようになったからです。
それもちょっとではなくヒドイときはアゴから鼻まで全部粉を吹いたように細かいフケのようになって皮がむけてしまい、ファンデーションをしようもんなら皮むけが逆に目立ってとても見られた状態ではなかったです。
この急に始まるアゴの皮剥け、実は日頃のちょっとした習慣や使用している物によって起きている場合があるんです、それでは早速アゴのヒドイ皮むけの対処法を紹介したいと思います。
今すぐ知っておきたい!アゴの皮むけを起こす原因
サッパリ系化粧水を使用している
化粧水や乳液をしっかり付けているのに日に日にアゴの皮むけがひどくなってしまう…こんな悩みの原因は化粧水の中に入っているアルコールなどが原因かもしれません。
私自身、アゴに頻繁にニキビができるのでニキビに効果がある「美顔水」をアゴと鼻周りに使用していたのですが、使用した部位だけ皮むけがひどくなりました。
このようにニキビ向け化粧水などは使用感をサッパリさせるために揮発効果のあるアルコールやエタノールなどを多く配合していることがあります。
サッパリしていて使用感は良いですが、肌の乾燥を進めてしまうので化粧水が肌からスグになくなるような使用感の化粧水は要注意です。
アゴの皮をコットンで擦ってしまう
これが原因で悪化している方結構いると思います。アゴの皮がむけすぎると気になってついつい化粧水をたっぷり付けたコットンで擦って皮を除去したくなりますよね。
けどこのお手入れ方法はかえってアゴの皮むけを悪化させる魔のスキンケア。
皮むけが始まっている肌は素っ裸の無防備な状態ともいえます、そんな無防備な肌にコットンで摩擦を与えると肌は刺激を受けて余計肌を守るために角化を起こそうとします。
一時的にフケみたいなパラパラとした皮はなくなりますが翌日より範囲を広めてアゴの皮むけが始まるのでコットンでこするのはやめましょう。
保湿クリームを使用していない
アゴはニキビができやすい場所でもあるため油分が多く含まれている保湿系クリームを控えている方も多いハズ。
確かにアゴはニキビができやすい部分でもあるので油分が多いリッチ系美容クリームをベッタリ塗るのはNG!
アゴのニキビと皮剥けの両方を一気にケアするなら敏感肌用クリームや肌のバリア機能を高めて外部の刺激をシャットアウト!してくれる保湿クリームがおすすめです。
アゴに日焼け止めを塗り忘れている
意外と盲点なのがアゴの日焼け防止対策をしっかりしていないこと。
アゴって顔の中でも凹凸がある部分なので紫外線の影響も受けやすい部分です、だからこそしっかり日焼け止めを塗っておかないと紫外線によるダメージで皮むけを繰り返す原因になることも。
アゴは無意識のうちに手でも触れやすいので塗る日焼け止めと飲む日焼け止めの併用が1番効果的な予防法です。
ホルモンのバランスが乱れがち
大人の女性は毎日色々なストレスにさらされてホルモンバランスも乱れがち。
特にアゴ周囲は皮脂腺という皮脂の分泌を行う器官が多いためホルモンバランスが乱れることで皮脂の過剰分泌と角栓詰まりが起きてニキビや肌荒れを起こしやすくなります。
ニキビができるとニキビ系化粧品を使うことで肌に刺激が増えアゴの皮むけを起こす原因ともなるのでホルモンバランスが乱れ気味かも…と思ったらサプリやストレスコントロールを意識してみるのが必要かも。
ついアゴを手で触る癖がある
アゴの皮むけが頻繁に起きる方に多いのが、自分では意識していないうちに手でアゴの皮むけ部分を触ってしまうことです。
手には雑菌がいっぱいついていますし、指で何度も触ることで物理的な刺激になり皮むけをどんどん加速させます。
あまりにも無意識のうちに触ってしまうという場合は絆創膏やガーゼで皮むけ部分を保護することも検討してみて。
空調に直接当たることが多い
空調というと仕事場や部屋をイメージしますが、意外に顔の水分を奪いのが車の中の空調です。
車などの狭い空間で空調をかけるとその風が直接顔にかかりダイレクトに肌の水分を奪います。
特に電車やバス通勤で長時間狭い空間に押し込まれることが多いという方は要注意!マスクなどで水分を守る対策を取り入れましょう。
知らないと損をする!アゴのフケみたいな皮むけを防ぐ対処法
低刺激化粧水を使う
皮がむけている状態で使いたい化粧水、それはアベンヌウォーターや肌水などのとにかく余分な成分が一切入っていない水分チャージを目的とした化粧水です。
保湿系の濃密化粧水を使っても良いのですが、皮がむけている状態だと少し美容成分が入っているだけでも肌への刺激になることもよくあります。
化粧水は最低限肌に水分をしっかり与える効果があれば十分です、高い化粧水をあれこれ使うより低刺激のものを選びましょう。
乳液がなくても保湿クリームは使う
アゴの皮むけが気になったら低刺激でバリア効果がある保湿クリームを使いましょう。
私自身は軽度から中程度の皮むけの場合は肌水+アヤナスのクリームを2日ほど続ければほとんど良くなります。
コツとしては時間をかけて化粧水とクリームをハンドプレスしてクリームのペタッとする感じがなくなるくらいまで肌に優しく押し込むのがポイントです。
皮剥けがヒドイときはマスクでガード
あまりにアゴの皮むけがひどい場合は大きめのマスクで顎先までしっかり覆って乾燥から肌を守りましょう。
特に秋から冬場は風も冷たくなり皮むけが起きている肌にとっては大変つらい時期、ヒリヒリする感じがある場合はお化粧も一旦やめてワセリンなどの保護クリームを塗って上からマスクで過ごしましょう。
すぐ治すなら保湿クリームとガーゼで厳重パック
重度のアゴの皮むけが起きている場合は病院へ行くのが1番早い解決策ですが、仕事などでどうしても病院に行けないときありますよね。
そんな時に試したいのが市販のガーゼと医療用テープを使った簡易的なパック。
私の場合は3Mのテガダームにガーゼを付けた大きい保護材を作って、スキンケアを全て終えた後にガーゼ部分にたっぷり化粧水(低刺激のもの)を付けて夜寝る前にアゴに貼って寝ます。
寝ている間にアゴへの刺激をシャットアウト出来ますし、ひどい場合は化粧水の代わりにワセリンなどをガーゼにつけて貼ればかなり皮むけがひどい場合でもなんとかなりました。
注意点としては、使用するテープは低刺激で肌に負担が少ないタイプのものを選ぶのがポイントです。
フケみたいにポロポロ出るアゴの皮むけ対処法まとめ
・バリア機能付き保湿クリームを使用する
・マスクで外部の刺激から肌を守る
・ヒドイときはガーゼパックで寝ている間に濃密保湿
私が実際にアゴにできるフケのようにパラパラと出てくる皮むけに悩まされて編み出した対処法が以上です。
今回はアゴの皮むけにポイントを絞って紹介しましたが、鼻周りに出来た場合も基本的には同じ対処法でかなりマシになったので皮むけで悩んでいる方は是非試してみてください。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。