エクオールの副作用と危険性とは?知らないと怖い現実

ここではエクオールの副作用と危険性について解説していきます。

最近は女性特有の体の悩みに対する効果が凄いということでエクオールサプリの注目度が上がっていますので気になっている方も多いのではないでしょうか。一般的には更年期障害や骨粗鬆症などの対策として活用できる働きがあると言われています。

そうした健康に対してメリットにある効果が有るのは良いですが、サプリメントとして体内に取り入れるものなので副作用や危険性などがあったら怖い・・・と感じる方もいると思います。

管理人
どのような使い方をしたら危険性があるのか?副作用についての正しい情報をまとめていきますのでエクオールサプリに興味がある方は参考にしてみてください。

 

エクオールの副作用と危険性について1分解説動画を公開中です。
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エクオールと副作用

エクオールは更年期の女性にとってはメリットと言えるような効果が色々と期待できるのですが、副作用があると怖い所がありますよね。ただ、基本的にエクオールは天然由来の食品ですので、普通にサプリを飲んでいて副作用のような症状が出てくることはありません

エクオールの摂取目安量としては1日で10mgとなっていますので、その量を守って飲む分にはエクオールが悪い方向に影響して副作用が出てしまうようなことはないということです。なので何らかのエクオールサプリを飲む場合もメーカーが定めている摂取目安量を守って飲む分には副作用などが出てくることはないのでサプリを飲むなら安心して使っていく事ができます。

便秘・下痢などが起こる?

非常にレアなケースではあるのですが、エクオールを摂取したことで便秘や下痢などになってしまう人がいるようです。

ただこういった症状についてもエクオールの摂取量が1日分で10mgを超えるくらいに飲んだ場合における稀な事例でもあるのでそこまで気にする必要はないでしょう。

もし普通にエクオールを摂取しているのに便秘や下痢などでお腹の調子が乱れている感覚がある場合は体質に合わない可能性も考えられるのでそれ以降の継続は考えたほうがいいかもしれません。

エクオールを飲むと太る?

女性ホルモンが増えると太るという印象を持っている人も多いと思います。確かに女性らしい丸みを帯びた体つきを作るためにはエストロゲンが必要なので、エストロゲンが増えると丸くなりすぎるのでは・・・?と感じる部分はありますよね。

実際のところはその逆でエストロゲンが減少することによって満腹ホルモンと言われるレプチンの量減ってしまい、逆に空腹ホルモンのグレリンが増加して食欲が高まって食べすぎてしまうために肥満になるということがあります。

エクオールは女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをしてくれる成分でもあり、自律神経の働きを整えて肥満を予防することができます。なので「エクオール=太る」という認識は完全に根拠のない間違った副作用となります。

エクオールが乳がんを誘発する?

エクオールを摂取すると乳がんになるのでは?という認識についても間違いで、普通にエクオールサプリを飲んでも乳がんになる可能性を高めることはありません。

よく女性ホルモンを直接増やす「ホルモン補充療法」などを行うと乳がんになる確率が高くなると言われることがありますので、そのイメージで「エクオール=乳がん」というイメージがついてしまったのではないかと思います。

ホルモン補充療法の場合は強制的に血液を注射で取り入れるためホルモンバランスが不安定となり、乳がんの可能性が高まることも考えられますが、この考え自体も明確な根拠が存在しているわけではありません。実際更年期障害の治療目的でホルモン補充療法を用いた対策を行っている人もたくさんいます。

エクオールの場合はそもそも注射を必要としませんし、元の成分が大豆なので乳がんとは無縁です。少なくともエクオールを摂取したことがきっかけで乳がんになるということはないので安心して飲むことができます。

エクオールと子宮筋腫

子宮筋腫の治療中の方はホルモン剤などを飲んで女性ホルモンの分泌を抑制している事が多いと思います。

女性ホルモンが増えたり乱れたりすることが子宮筋腫を悪化させる可能性があるのでこういった治療が必要となるのですが、エクオールを摂取することで子宮筋腫が悪化しないか?と不安に感じる部分もありますよね。

まずエクオールを飲んでも子宮筋腫が悪化することはありません。ホルモン剤との併用でも特に問題はないようですし、エクオールで女性ホルモンの乱れを整えることはむしろ子宮筋腫の緩和につながる可能性もあると言われています。

子宮筋腫の種類として粘膜下筋腫、漿膜下筋腫、筋層内筋腫の3種類がありますが、そのいずれの場合だったとしてもエクオールが子宮筋腫に悪さをすることは基本的にありません。

ただし、非常にデリケートな問題でもありますし、常用している薬との相性が問題ないか不安だという場合はかかりつけのレディースクリニックなどで担当医に確認をしてみたほうが良いでしょう。

妊娠中・授乳中のエクオール

妊娠中は普通の状態とホルモンバランスが異なっていることもあり、エクオールを飲むことによってリスクが高まる可能性があると言われています。

妊娠中・授乳中は基本的にホルモンのバランスに影響を与えるサプリメントや健康食品は摂らないほうが良いと言われる事が多いため、エクオールについても基本的に控えておいたほうが良いです。

このあたりも心配なら医師に判断を委ねたほうが良いでしょう。

エクオールの過剰摂取による危険性・健康被害

エクオールの適正な摂取量は1日10mgとなっていますが、その上限値は30mgと言われています。なのでメーカーが提示している目安量の3倍くらいまでだったら飲んでも問題はないということです。ただそれを超えるレベルまで飲むとエクオールの過剰摂取によって様々な危険性が出てくることになります。

具体的にエクオールを過剰摂取した場合にどのような危険性があるのか?というと、子宮内膜増殖症の発症リスクが高まったり、月経周期の乱れや延長などが起こりうるということが認められています。

上限値の数値はきちんとした臨床試験のデータを元に出されているものですので、鵜呑みにして上限値に近い量やそれを超える量を摂取してはいけません。

普通の食生活にエクオールサプリをプラスして生活するくらいだったらこの上限値を超えることはまずないので意図的に過剰摂取するような行為を自ら行わない限りは危険性はありませんが、知らずに良かれと思ってたくさんサプリを飲んだりすると健康被害が起きる危険性も考えられるので注意しておくべきです。

大豆アレルギーの方は要注意

エクオールの副作用として唯一注意しておくべきなのは大豆アレルギーを持っている方のアレルギー症状です。

エクオールはあくまでも天然由来の成分ですが、大豆を元に製造されている成分でもあるので、体質的に大豆アレルギーを持っている方が摂取すると思いもよらぬ副作用が出てしまう可能性があります。

自分だ大豆アレルギーだということを認識しているなら最初から飲まないようにしておくに越したことはないですが、もし知らずに以下のような症状がでてしまった場合はエクオールの大豆成分が反応した影響と考えられるのですぐに使用を中止しましょう。

大豆アレルギーのよくある症状
  • じんましん
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 血便
  • 腹痛
  • 呼吸困難

大豆アレルギーとしては湿疹かじんましんが出る人が一番多いようですので、それらの症状が出た場合はエクオールでアレルギー反応が出たと判断できます。ただ、腹痛や咳くらいだったら気づかない場合もあるので、気になる場合は念のためアレルギーの検査を行うことをオススメします。

まとめ

今回はエクオールの副作用や危険性について解説してきました。

副作用と効くと危険で怖い・・・と感じると思いますが、サプリメントの場合は厳密な検査項目を数多く行って全てクリアな状態で販売されているものです。よほど変な使い方をしたりしない限りは副作用などの症状が出る可能性はないと言って良いです。

現在わかっているエクオールの副作用に関する情報をまとめてきましたので、エクオールの良い効果・悪い効果を理解した上でサプリメントを選んでいくようにしましょう。

女性ホルモンの神様編集部です!美容・ダイエット・サプリ系の記事を主に担当しています。最近はメイク系YouTuberの動画を見るのが趣味です。細心の注意を払って正しい美容知識をお届けできるようにしています。またすべての記事はコスメコンシェルジュ・美容家のYURIEさんの監修も入っています。

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女性ホルモンの神様編集部です!美容・ダイエット・サプリ系の記事を主に担当しています。最近はメイク系YouTuberの動画を見るのが趣味です。細心の注意を払って正しい美容知識をお届けできるようにしています。またすべての記事はコスメコンシェルジュ・美容家のYURIEさんの監修も入っています。