イボの治療として一般的な方法が液体窒素を使ってイボを凍らせてしまう方法ですが、痛みが強いとよく聞きます。
イボがあるとどうしても気になるので取り除きたいという気持ちもありますが、痛みがあるとなると怖くて躊躇してしまいそうになりますよね。
もくじ
イボには種類がある
まずイボを窒素で治療しようと思ったら皮膚科に行く必要があります。
イボには種類があり若い方に多いのはウイルス性のイボや青年期に起こりやすい平たいイボで中年以降に多くなるのが角質粒などの不要な角質が溜まってできたイボです。
- 20代以下に見られるイボ
- 指先・関節部などにできる一般的なイボ
- 足の裏にできるイボ
- 加齢とともにできるイボ
- 伝染性のイボ
イボといっても種類も多く中にはイボのようだけど他の病気による出来物だったりすることもありますのでまずは専門家に診てもらうことが大切です。
液体窒素での治療方法
皮膚科で行われている液体窒素を使ったイボの治療は簡単にまとめるとこんな感じです。
- 液体窒素が入った容器に医療用綿棒を浸す
- イボの部分に窒素がついた綿棒を当てる
- イボの様子を見て問題なければ終了
実際に私が指先にできたイボを窒素で焼いた時はこんな流れで驚くほど一瞬で終わりました。
治療後は通常の生活で大丈夫ですし、数日経つと窒素で焼いた部分がかさぶたになってポロッと取れます。
かさぶたが取れるまではだいたい1周間ほどでかさぶたが取れたらイボもなくなってツルツルになりました。
液体窒素でなぜイボが治療できるのか
体にできてしまった頑固なイボがなぜ液体窒素につけるだけで治療できるのかというと、液体窒素は-196度と非常に冷たく皮膚につけることで肌細胞表面を凍らせて破壊します。
肌は通常毎日ターンオーバーの影響で生まれ変わっていますので若いほど治療後の部分がかさぶたとなってなくなるのが早いです。
イボが大きすぎたり厚いと1回では取りきれずに2回施術が必要になることもあります。
窒素でやくとどれくらい痛みがあるのか
実際に私が窒素で治療した部位は小指と中指の第2関節部分でした。
液体窒素を使ってイボを治療するにしてもイボの出来ている部位によって痛みがかなり違ってくるようです。
結果から言うと、痛みはありましたが我慢できないほどではありませんでした。
例えるなら冷凍庫でキンキンに冷やした鉄板に手を付けて剥がそうとするときの痛みが似ていると思います。
実際に私の前にも小さい子が窒素でイボをやいていましたが泣いたりもしていなかったので余程痛みに弱い方以外は普通に我慢できると思います。
窒素で治療後の様子とは
イボを皮膚科で窒素を使ってやいてもらって直後から2~3日はヒリヒリとした痛みが気になってこれが1番辛かったです。
かさぶたが取れた跡も特に色素沈着を起こすこともなく最初だけちょっと色味が違いましたが半月ほど経つとどこにイボがあったか分からないほどきれいになりました。
窒素でイボをやくメリット・デメリット
皮膚科に行くと思ったより簡単に行ってくれる窒素でイボを焼く方法ですがメリットとデメリットをまとめました。
- 診断がつくと保険適応で治療できる
- 皮膚科であればたいていどこでも受けれる
- 治療は比較的早く終る
皮膚科に行くとしっかり診断名をつけて治療してくれるので窒素で治療する場合は初診料など入れても5,000円以下で済みます。
本当にイボなのかもしっかり見てくれるので皮膚がんなど心配な方にはおすすめです。
- 治療後多少痛みが残る
- 大きさによっては何度か皮膚科に通う必要がある
- 1回の治療で4週間位は様子を見ないといけない
- 中年以降だと治療後に色素沈着を起こすこともある
- 病院へ行く時間を作らないといけない
今回私自身が実際にイボを窒素でやいてみて分かったメリットとデメリットは以上です。
イボを窒素でやく痛みが辛いというよりは私は窒素でやいた跡の患部のやけどに似たヒリヒリとした痛みが辛く感じました。
痛みがないイボの対策方法とは?
皮膚科での治療は専門家がしっかりとケアしてくれるので安心して任せられますが痛みがあるのと、時間が拘束されるのが問題です。
痛みがなく自宅で簡単にイボのケアをしたい方にオススメなのが「艶つや習慣」というイボケアに特化したスキンケアジェルです。
保湿などをしっかりすることで肌のターンオーバーを促進してイボを排出しやすい肌環境に整えてくれます。
他にもドラッグストアなどでイボコロリなどの医薬品もありますので自宅でイボケアをしたい方は是非チェックして見てください。
この記事のまとめ
イボを窒素で焼くと痛みはありますが、窒素をつけたときよりもその後のヒリヒリ感の方が辛いです。
痛みがなく自宅でケアしたいという方はイボ専用除去ジェルなど色々とありますのでそちらも検討してみるといいかもしれません。
イボの液体窒素を使った治療は皮膚科であれば大抵はどこでもやっていますが、他の診療科だと取り扱いがない場合がありますので事前に確認してから行くことをオススメします。
イボといっても中にはイボに見えて実は皮膚がんだったなんてことも実際あるようなので気になるイボがある場合はまずは皮膚科を受診してみることが大切です。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。