ボトックス注射というとシワを無くし肌にハリを取り戻してくれるエイジングの1つとして有名ですが実はコワ〜イ副作用もあるんです。
今回はボトックス注射の怖い副作用を知らずに取り返しのつかない事にならないように意外と知られていないボトックス注射の副作用についてご紹介していきたいと思います。
ボトックス注射の安全性とは
そもそもボトックス注射ってどれぐらいの安全性がある施術方法なのか気になりますよね。
ボツリヌス菌という食中毒などを起こす原因菌に含まれる特殊なタンパク質を抽出して治療用に加工することで筋肉などに働いて肌のエイジング効果などを得ます。
ボトックス注射に使用されれる薬剤自体は非常に安全性も高い薬剤なので薬剤自体の効果による副作用が問題になることはかなり少ないのが現状です。
ボトックス注射は技術が必要
ボトックス注射と言うと手術と違って手軽に受けれて価格も1部位だと1万円以下で受けることもできることから簡単なイメージがありますよね。
しかしボトックス注射は筋肉の動きを抑制する効果があることから、美容目的で使用する場合は表情筋などの筋肉の構造や部位などしっかり分かっている熟練の医師の技術が必要なんです。
この医師の技術力が不足している状態でボトックス注射を受けてしまうと誤った筋肉に注射してしまい結果としてボトックス注射で大きな後遺症を残すことにもなりうるのです。
もしボトックス注射の施術を検討されているのであればまずは施術医師の経歴や年間施術件数、失敗件数などはしっかりとチェックしておきたいポイントと言えるでしょう。
ボトックス注射で起こるうる副作用
ボトックス注射で起こる可能性がある副作用とはどのようなものがあるのか簡単にいくつか紹介していきます。
ボトックス注射の副作用の割合
ボトックス注射を受けたことで何らかの副作用が起きる割合は約30%ほどと言われています。
意外と多くて驚く方もいると思いますがそれだけボトックス注射を受ける方も増えており安全性の低いクリニックなどで受けてしまって結果として副作用で悩んでいる方も増加しているのです。
とにかくお金さえとれたい良いという考え方のところもあれば、お金よりもお客さんの満足度を優先して日夜学会など勉強に励んでいる高品質クリニックもあります。
美容領域は特にその差が顕著なので自分が美容施術を受ける時は信頼できるクリニックを選ぶ事がもっとも重要です。
副作用1 頭痛や顔への違和感
美容目的で顔の部位に注射すると割りと高頻度で起こりやすいのが頭痛や顔の違和感などの副作用です。
ボトックス注射は筋肉の緊張を解して筋肉を解す効果があることからボトックス注射を打つことで筋肉のバランスが崩れて頭痛を引き起こすことがあります。
顔への違和感は表情筋にボトックス注射を打つことで筋肉が弛緩状態になり肌のハリ感も変わってくるため以前のような表情が作りづらかったり肌が突っ張るような違和感を感じることがあります。
表情筋が以前にように豊かに動かない事で笑顔がひきつっている、無表情になったなどという副作用が特に多く聞かれます。
副作用2 注射部位の疼痛
注射と言っても色々と種類がありますがボトックス注射は直接筋肉に注射することで筋肉の緊張をときほぐす効果が得られます。
筋肉注射を受けたことがある方はわかると思いますが筋肉注射は打つ人の技術力にもよりますが部位によっては結構痛みがあります。
美容目的でボトックス注射を受けた方の中でも施術を受けてみて思ったより痛くて辛かったという方から全然痛みを感じずチクッとした感じだけだったという方もいます。
筋肉注射の場合注射した時にかなり痛みが強いと1〜2週間ほど疼痛が続く場合もありそれも副作用の一つです。
副作用3 眼瞼下垂
以前はボトックス注射の副作用と言えば眼瞼下垂というくらい多かった副作用ですが最近ではかなり減っています。
というのもボトックス注射の薬剤を販売している販売元の会社が積極的い実習や講習など行うことで施術医師の技術が向上していることがあります。
ボトックス注射で使用される眉間の皺への施術の場合ボトックス注射の効果により瞼の筋肉も弛緩して重く下がるように感じる事が多いのですが最近では副作用の報告件数も減っているようなので以前よりは心配が少なくなったといえるでしょう。
しかし依然として技術力の低い医師のもとで受けた場合は眼瞼下垂のリスクも高くなってしまうので受ける前に最低限施術件数などは確認しておいたほうが良いでしょう。
副作用4 局所顔面神経麻痺
これまでの副作用と違いボトックス注射の量や適切な部位に適切な量注入できなかったことで起きるのが局所的な神経麻痺です。
多くの場合は数週間ほどで症状が改善されて行くようですが中には後遺症として副作用が残るケースも有るようなので注意が必要です。
特に眉間の皺など目元周囲に施術する場合は目元の垂れ下がり、視界不良など副作用を起こしやすいので施術前後で休みの調整などしておいた方が安心ですね。
副作用5 アレルギー反応
どうしても薬剤を直接筋肉に注射するということで一部でアレルギー反応を起こしてしまう方がいます。
アレルギー反応を起こしてしまうと頭痛・吐き気・めまい・発熱・倦怠感など風邪のような症状を起こすことがありますが一時的なもので多くは時間とともに改善します。
基本的には重篤なアレルギー反応を起こす割合は非常に低くおおくは頭痛や吐き気程度に収まる場合が多いのでアレルギー反応による副作用はあまり心配しなくても良いでしょう。
ボトックス注射での副作用例
実際にボトックス注射を受けて副作用を経験した方の口コミをいくつかピックアップしたので参考にしてください。
30代 エラ改善目的に施術
昔からエラの張りが気になっておりボトックス注射をしたら、打つ前よりもエラの張りが目立つようになり逆効果でした。
40代 眉間の皺改善目的の施術
注射後数日でじわりじわりと額が締め付けられるような感じがしてどんどん瞼も重くなり今まで二重だったのが腫れぼったい一重に変わってしまいました。ボトックスの効果が切れるまでもとに戻らないと言われ後悔しています。
30代 目尻のシワ改善目的の施術
目の周囲のシワ取りのためにボトックス注射を打ちましたが打ってから表情が固くなり笑顔が上手く作れなくなりました。
このように実際にボトックス注射を受けた方の中にも副作用によって以前よりコンプレックスが酷くなったという方も一定数いるのが現状です。
ボトックス注射は美容医療の中では比較的安価で手軽に受けることができる分軽い気持ちで受けたら副作用によってより状態が悪化したという方もいるのでボトックス注射を受ける前には事前調査が必須と言えるでしょう。
ボトックス注射は怖いけどシワをどうにかしたい
ボトックス注射を受けようと思っていたけど副作用を知ったら怖くなってしまった…けどシワはどうにかしたい。
昔からあるシワ伸ばし美容法で市販の卵の殻の内側についている卵殻膜を使用して目元などのシワをピンっと伸ばす方法です。
卵殻膜パックなどで調べてもらうとやり方が色々とありますのでボトックス注射は怖いという方はぜひチェックしておいて損はないと思います。
最近では卵殻膜の成分を濃縮して美容クリームにしたハリ・シワ対策に特化した珠肌のうみつクリームなども出てきているので手軽に安全にシワ対策をしたい方にはオススメです。
ボトックス注射の副作用まとめ
エイジング美容の中でも群を抜いて注目度の高いボトックス注射ですが現実は約30%近くに何らかの副作用が出ているようです。
ボトックス注射自体は安全性の高い薬剤を使用しておりそこまで心配することはありませんが、副作用の発生に関係するのが施術医師の技量です。
ボトックス注射を検討している方は個人経営の評価が分からないところよりかは施術件数など情報を後悔している技術力が高い石が所属する専門のクリニックを受診することをオススメします。
ボトックス注射以外にも最近ではシワを改善するリンクルクリームなども販売されていますので不安が強い方はまずはスキンケアでの対策を強くおすすめします。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。