赤ら顔って悩んでいる本人にとってはとっても気になる悩みですよね、そんな悩ましい赤ら顔の原因を今回思いつくかぎりまとめてみました。
自分はどのタイプの赤ら顔なのか分かれば対策法なども探しやすいと思うのでぜひ自分の赤ら顔タイプの原因究明に役立ててください。
もくじ
赤ら顔とはどんな状態のこと?
赤ら顔と言っても頬だけが霜焼けのように赤くなるタイプから、小鼻な付近だけモヤモヤと赤くなるタイプ、ニキビを繰り返す内にいつの間にか全体的に赤くなってしまったタイプなど色々なタイプがあります。
赤ら顔には大きく分けると炎症性による赤みと血管が拡張したり増殖したりすることで表面上に赤みが目立ってくる血管性の2タイプがあります。
赤ら顔の2大原因
炎症性 ・ 血管性
広範囲に広がりやすいのが炎症性タイプで、逆に血管性タイプは部分的に慢性化しやすい傾向にあります。
赤ら顔の中でもずっと赤い状態ではなく、緊張や羞恥心が起きた時に起きるのは一過性の赤面症で、それと同じように更年期障害にようホットフラッシュでも一時的に赤ら顔状態になることもあります。
赤面症やホットフラッシュの場合は他のタイプとは原因が違ってくるのでまずはこのタイプの中で自分の状態がどのタイプに当てはまるかを知ることが重要です。
自分の赤ら顔タイプを簡単チェック
炎症性タイプ・血管性タイプのどちらに自分の赤ら顔は当てはまるのかを簡単にセルフチェックシてみましょう。
・ニキビが赤くなり痛みなど起こしやすい
・痒みが起きやすい
・乾燥すると皮が剥けやすい
・アトピー体質
・湿疹など繰り返しやすい
・敏感肌で肌荒れを起こしやすい
・小鼻周りなど局所的に赤い
・赤い部分を強く圧迫すると赤みが消える
・ピーリングやスクラブなど頻繁にする
・よく見ると細かいモヤモヤした血管が見える
・肌が痩せている
箇条書きでタイプ別に当てはまる事項を書き出してみましたがあなたはどちらが当てはまる項目が多かったでしょうか?
このように人によってはどちらか一方だけではなく顔の部分によって混合している方もいるのでその部分ごとに原因を知ることが重要です。
炎症性の赤ら顔の原因とは
両方共皮膚炎を起こした状態ということで慢性化したり、治っては悪化を繰り返す内にいつの間にか皮膚が赤くなってしまうのです。
ニキビやアトピーが原因で起きる炎症性の赤ら顔の場合は目の周囲を除いて顔全体どこでも赤くなる可能性があるので赤ら顔の中でも悩みが重度になりやすいです。
なのでニキビやアトピーが沢山できるほど赤くなる部分が増えていくので結果的に顔全体が赤くなる赤ら顔になるのです。
アトピーやニキビなどは治っては出来てを繰り返しやすいので結果としていつも顔が赤いという状態になりやすいのです。
血管性の赤ら顔の原因とは
炎症性の赤ら顔は自分でもなんとなく分かると思うのですが、血管性の赤ら顔って気づいたら赤いかも!って気づく事が多いので原因もわかりづらいんですね。
なのでピーリングなどで特にケアが集中しやすい小鼻周りやアゴ周りなど局所的にモヤッとした赤みが出るケースが多いんです。
血管性の赤ら顔の人は元々体質的に皮膚が薄くなりやすなどの影響もあるので普通のスキンケアではなく血管へ働きかけるタイプのスキンケアなどが必要になります。
番外編 ホットフラッシュや赤面症による赤ら顔
極度の緊張や羞恥心などで血流が顔に集中することで顔がカッと熱くなり真っ赤になったり、頬を中心として赤みを帯びるのが特徴です。
ホットフラッシュの場合は更年期障害などのホルモンバランスの乱れによって体温調節機能が乱れることで起きやすくなります。
詳しくは更年期障害などの症状を紹介している記事で原因や対策法を紹介しているのでそちらを参考にしてください。
赤面症に関しては異性や人前に出ると起きるという方はストレスや自律神経の影響で血流が増して赤みが目立つようになるので、どちらかと言うと内面的な部分をトレーニングする必要があります。
私が赤面症で悩んでいる時に参考になった書籍としては「嫌いになる勇気」というアドラー心理学の書籍が参考になりました。
赤ら顔の効果的な対策方法
赤ら顔の原因にはニキビなどによる炎症が原因で顔が赤くなるパターンと皮膚が薄くなったり血管が拡張したりすることで赤みを帯びるタイプの2つがあることが分かりました。
この2つの原因別の赤ら顔の対策方法を簡単にまとめてみましたのでスキンケアの参考にしてください。
ニキビなど炎症性の赤ら顔の対策法
炎症による赤ら顔に対しておすすめな対策の1つが冷やすことです。
お風呂あがりや洗顔後などの清潔な状態の時に氷嚢(ひょうのう)や冷蔵庫で冷やしたパックなどで肌をクールダウンさせるだけでも赤みを多少抑える事ができます。
2つ目のおすすめ対策法が抗炎症作用を持つスキンケア用品などを積極的に使うことです。
実際に私が赤ニキビなどのスキンケアで使っているのがプラクネというニキビケアに特化したスキンケアクリームです。
抗炎症作用を持つグリチルリチン酸2Kやレモングラス抽出液などニキビによる炎症・肌荒れを押さえ込む成分が入っているためニキビで肌が赤くなった状態の肌に効果を発揮してくれます。
他にも繰り返しできるしつこい大人ニキビケアに特化したラミューテなどニキビによる肌の赤みに対して効果を発揮するスキンケア用品が色々と販売されているので炎症性の赤ら顔で悩んでいる方は是非チェックしてみてください。
血管性の赤ら顔の対策
血管性の赤ら顔の場合は原因となる血管拡張状態によって対策も変わってくるので本格的な対策をしたい方は美容皮膚科などに相談に行くことをオススメします。
基本的にクリニックなどで治療するとなるとレーザーなどで治療するケースが多いのですが、美容皮膚科じゃない通常の皮膚科だと重度の赤ら顔状態でないと治療すらしない場合があるので注意が必要です。
自宅でできるケアとしては赤ら顔のケアに特化した白漢しろ彩という血管の拡張に対して効果を発揮する成分を含んだスキンケアがおすすめです。
正直赤ら顔のケア用品は一般にあまり販売されていませんが、ネットで手軽に買えるケア用品としてしろ彩は注目されています。
実際に私自身も頬や小鼻周りの赤みに対してしろ彩を使った事がありますが、しろ彩はしっかり続けることで赤みを抑えてくれるので安く手間を掛けずにケアしたい方にはおすすめです。
赤ら顔の原因まとめ
赤ら顔の原因
炎症性の赤ら顔 | 血管性の赤ら顔 | |
原因 | ニキビやアトピーなどの炎症を引き起こす疾患が根本になるため、赤みを抑えるためには原因となるニキビやアトピーの改善が必須。 | 生まれつきの体質などにより皮膚が薄かったり、刺激によって拡張した毛細血管が原因で起きる。 |
対策 | 炎症性赤ら顔には抗炎症作用をもつグリチルリチン酸2Kなどを含んでいるスキンケア用品がおすすめ。 | 原因となる疾病が数多くあるためひどい場合は1度皮膚科を受診する必要あり。自宅でのケアとしては血管への効果が期待できるしろ彩などがおすすめ。 |
上記のように赤ら顔の原因は大きく分けて2タイプに分けられます。
局所的に強く赤みが出ている場合など単なる赤ら顔ではなく血管腫等の場合もあるので、ニキビやアトピーなど思い当たる原因がないのに局所的に赤みが悪化する場合は早急に皮膚科などで相談するようにしましょう。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。