プラセンタで貧血改善!貧血改善のメカニズムとは

婦人科や内科でも行われているプラセンタ注射ですが、その効果の1つに貧血改善効果があるってご存知ですか?

貧血には種類があってその中でも女性に多い鉄欠乏性貧血に対して効果があると言われています。

今回はそんなプラセンタと貧血の関係のメカニズムを紹介したいと思います。

 

プラセンタには多彩な効果がある


現在クリニックなどで使用されているプラセンタ薬剤はラエンネックとメルスモンの2種類です。

方法も静脈注射や点滴などクリニックの医師によって方法が異なるのが現状のようです。

プラセンタには免疫活性・内分泌機能調整・抗炎症作用など実に多彩な効果があることで知られています。

その中でも鉄欠乏性貧血のようなタイプの貧血の改善効果があると言うことも最近の研究で分かってきています。

プラセンタは元々胎児へと鉄分を始めとする様々な栄養素を運ぶのに使われていたことのあり、貧血予防や対策にも有効だと言われています。

▶▶詳しいプラセンタの効果についてはこちらから

鉄欠乏性貧血が起きるメカニズム

鉄欠乏性貧血(iron deficiencyanemia)とは血液中のヘモグロビン量が低下することで酸素の供給が十分に行われないことで立ち眩みやめまいなどを起こす状態を言います。

血液の中には赤血球と白血球など幾つかの成分が含まれており、その中の赤血球が貧血と深く関係しています。

赤血球は血色素と言われるヘモグロビンをたっぷり含有しておりこのヘモグロビンの中に含まれる鉄分の作用のお陰で体中に酸素を運ぶことができるようになっています。

管理人
このヘモグロビンに含まれる鉄分が減少すると赤血球の細胞内にある血色素(ヘモグロビン)が合成できなくなり低色素性と言われる、いわゆる血が薄い状態になるのです。

 

この血色素の状態が低下すると酸素を運ぶ鉄分の量が足りなくなり結果的に貧血を起こしてしまうのです。

プラセンタが貧血へ効果的な理由


プラセンタの身体への効果はハッキリと明確に応えられる人は残念ながらいません。

しかしプラセンタには未解明のものも含めると数千種類にのぼる成分が含まれていると言われており、その成分同士が相互作用を起こし様々な効果が起きていると考えられます。

プラセンタの効果の中には血行促進効果があるため貧血を起こす原因になる血行の停滞を解消することで貧血を予防、改善する効果が期待できます。

管理人
更に基礎代謝の向上作用などもあることから細胞や臓器の働きを高めることで貧血の原因となる血色素の低下を防ぐことも期待できるのです。

 

あくまで貧血への効果はプラセンタ注射を用いた結果のものなので市販のプラセンタ商品で同等の結果がえられるかは分からないというのが正直なところです。

プラセンタ注射の方法

プラセンタ注射と言っても最近では色々な注射方法があるようで個人の症状に合わせて医師が判断して施術しています。

皮下・筋肉注射

現在医療機関で使用されている薬剤としてのプラセンタは先程も触れたようにラエンネックとメルスモンの2種類だけになっています。

ラエンネックは皮下または筋肉注射としての使用が認可されており、メルスモンに関しては皮下注射としての使用が認められています。

更年期障害や乳汁分泌不全、慢性肝疾患などではこの注射法が一般的に行われています。

ツボ注射

ツボ注射は整形外科領域で主に使用されている方法で伝統医学の考えである経穴というツボ部分にプラセンタを直接注射することで皮下注射などよりも高い効果がえられると言われています。

トリガーポイント注射

トリガーポイント(圧痛点)注射は押して痛みが強い部分に注射を打つ方法でこの方法も整形外科領域でよく使用されています。

私が勤めていいた病院でも整形外科外来ではトリガーポイント注射(プラセンタ以外の薬剤で)を良くしていました。

一般的にトリガーポイントといえば整形で行われる局所麻酔剤を使用したものを指すことが多いです。

プラセンタと貧血のまとめ


プラセンタ注射を受けることによって貧血状態の緩和や予防効果が得られるというのは、プラセンタ医療を行っている医師達の周知の事実です。

残念ながら未だに不明なことが多いプラセンタの効果ですが、実際にクリニックなどで施術を受けている患者さんの中にはプラセンタによる効果を実感している方も多くいます。

管理人
女性は生理などで貧血を起こしやすいため症状に合わせてプラセンタ注射で血行改善や代謝向上を図るのも対策としては効果的です。

 

プラセンタ治療は薬での改善が難しい症例への効果が報告されている物もあり、徐々に施術できるクリニックなども増えてきました。

医師がすすめる治療だけを行うのではなく、これからは患者自身が自分にあった治療法を選ぶ時代になってきているのかもしれませんね。

参考文献:景山司(2017)「医師たちが選んだプラセンタ療法」現代書林

参考:メルスモン製薬 ・ 株式会社日本生物製剤

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