暖かくなってくると気になるのが汗による肌トラブルですよね。
特に女性で多いのが胸の谷間や胸の下の部分に汗がたまったり蒸れたりすることで起きるあせもによるブツブツが問題になるようです。
あせもは一度できてしまうと痒いし見た目もブツブツで気持ち悪いと感じてしまうのでしっかりと対策を知ってきれいな胸を手に入れましょう。
あせもができる原因とは
そもそもあせもとはなぜできるのでしょうか、あせもは汗貯留症候群というらしくれっきとした皮膚疾患の一つです。
胸の下は湿気が溜まりやすい
原因としては暑くなって汗を大量にかいているのに本来汗が出る部分の出口が何らかの原因で詰まってしまうことで汗が皮下で溜まって小さいブツブツをいっぱい作ったり、汗が長時間皮膚に触れていることで炎症を引き起こしたりします。
よく私があせもができてしまう部位として手のひらや足の裏、胸の下などの汗がたまりやすい部分に多いです。
あせもは基本的に子供に多いようですが暑い気候などで長時間勤務をする方などにもよく見られるようです。
更年期の汗が原因となることもある
20代や30代前半くらいまでの方はあまり関係のない話になりますが、30代後半や40代以降の女性は女性ホルモンのエストロゲンを分泌する能力が少しずつ衰えてくるため更年期の症状が出始めます。
更年期といっても人によって現れる症状が色々とあるのですが、更年期で女性ホルモンが減少して汗が出やすくなる方がたくさんいます。
正常な状態よりも汗が多くなっているということは当然ながらその汗が胸の下に溜まりやすくなるということですので、結果としてあせもになってしまう可能性が高くなります。
もし40代以降の方で最近汗が多いかもと感じているならエストロゲンの不足をカバーできるエクオールなどを検討してみるのもいいですね。
あせもをキレイにする方法とは
できたしまったあせもをキレイにするのはきちんと肌の状態を整えてあげることが必要です。
そもそもあせもは汗が皮下で溜まってしまったことによって引き起こされるので汗をため込まないようにする工夫が必要になってきます。
涼しい場所で過ごす
これは分かっていてもなかなか難しいとは思いますがあせもを手っ取り早く予防するにはそもそもの原因である発汗を少なくすればいいのです。
暑い時期は薄着をしたり空調で過ごしやすい環境にするなど汗をできるだけかかないような環境にいることでトラブルを減らすことは可能です。
また汗はどうしてもかいてしまいますので、汗かきの方は常に肌着を持ち歩いて小まめに下着を取り換えるなど皮膚に汗を長時間つけたままにしない工夫が必要です。
肌の状態を整えてあせもを予防する
あせもの原因は汗が皮膚の中で溜まって出られなくなることですから皮膚のつまりをできるだけ起こさないようなスキンケアが必要です。
あせもの原因の一つに皮膚に汗が長時間ついていることで接触性の皮膚炎を引き起こしてしまう方もいます。
これらの症状を防ぐには汗を小まめに拭き取ること、化粧水などスキンケア用品を使い汗がかいていない状態で使用して肌の状態を整えることが効果的です。
肌の状態が整っていると肌自体のバリア機能が強くなりますのでちょっとした刺激で肌荒れを起こすことも少なくなります。
乾燥肌はあせもになりやすい
オイリー肌と乾燥肌ならオイリー肌のほうがあせもになりやすいイメージがありますが実はあせもになりやすいのは乾燥肌の方なんです。
乾燥肌の方は汗をよくかく季節になると汗でベタベタするので保湿をしない方が多いそうですがこれはおすすめできないスキンケア方法です。
肌の保湿がきちんとできていないと角質層が乱れて肌表面がゴワゴワとしてきますよね、この肌がゴワついたまま汗を大量にかくと汗の出口部分が不要な角栓によって詰まったり、汗による刺激でかぶれを引き起こす原因となってしまうのです。
なのであせもができやすい方はきちんと保湿ケアを毎日することはあせも予防にも有効な対策法なのです。
私も毎年あせもなどの肌トラブルに悩ませるるのですが、ローヤルゼリーもっちりジェルという肌あれにも保湿ケアにも活用できるオールインワンジェルを使うようになってからは肌トラブルが激減しました。
顔から体まで使えるタイプのスキンケア用品ですので気になる方は下から記事をチェックしてみてください。
ホルモンバランスを整える
女性の場合はホルモンバランスの乱れなどで汗が出やすくなってしまう事があります。とくに更年期の年代の方はその傾向が強くなりがちです。
40代以降で認めたくはないけれど更年期の症状が実際にではじめているという方などはエストロゲンの減少をサプリメントなどを活用しながらしっかり補えるようにしていくのがポイントです。
エストロゲンの分泌力を高めるのは難しいですが、エストロゲンと似た働きをする成分をサプリメントから摂取するだけだったら誰でもできます。
大豆イソフラボン由来のエクオールという成分は体内に摂り入れるとエストロゲンとほとんど一緒の働きをしてくれるようになるのでエストロゲンが足りない状況でもその影響が症状として出ることなく抑制することができます。
ベビーパウダーなどを使用する
よくあせも対策といえばベビーパウダーをおすすめしているところを目にしますが結局は汗をかいて皮膚にベタベタと長時間ついている状態さえつくらなければ同じです。
ベビーパウダーは汗の吸着力が強いのでパウダーをたたくことで汗による雑菌の繁殖を防いだりすることで汗によるかぶれを防ぐことができます。
しかしベビーパウダーをつけてその後も汗をかきっぱなしで長時間放置してしまうと結局はパウダーに汗の成分と雑菌が繁殖してかぶれや湿疹を引き起こします。
ベビーパウダーなどをあせも予防に使用する場合は小まめに拭き取って清潔な状態を保つことが大切です。
汗に吸収がいい下着を使う
胸の谷間などどうしても目れるのが防げない部分に関しては身に着ける肌着などをポリエステルを避け汗の吸収がいい綿などの下着にするのも効果的です。
胸の谷間や胸の下という部分はなかなか簡単にタオルで拭き取ることも難しいと思いますので、汗の吸収がいい下着で汗をたまらないようにするかトイレなどで小まめに汗ふきシートで清潔にすることが効果的です。
実際にポリエステル製の下着をつけている女性の多くが下着のラインに沿ってあせもやかぶれを経験したことがあるそうです。
デリケートな部分だからこそしっかりときれいな肌を維持したいものですよね。
あせもを放置するとどんどん悪化する
夏になるとよく聞くトラブルのあせもですが実はかゆみに負けてかいてしまったり症状が悪化しているのに放置するとどんどん悪化してほかの皮膚病を招くのです。
子供で多いのがあせもをきっかけに痒さが我慢できずかきむしってしまい皮膚表面にぐちゅぐちゅとした液やかぶれなどを引き起こすとびひなど引き起こすことも知られています。
女性で多いのは胸の谷間や胸の下にできたあせもを寝ているうちにかきむしってかぶれが悪化してアトピーのように皮膚のただれが悪化する場合などもあるようです。
どちらにしろ最初はただのブツブツだけだったのにいつの間にか皮膚自体のかぶれにまで発展してなかなか治らない肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
この記事のまとめ
気温や湿度が高くなると気になりだすのが汗による肌トラブルです。
汗による肌トラブルは多くありますが特に女性は胸の下や腋、股など蒸れやすいポイントがいくつもあります。
蒸れを放置しているといつの間にか湿疹やあせもといった肌トラブルを引き起こす原因になってしまいますので汗をこまめに拭き取ったり、下着を綿のものにするなど工夫が必要です。
特に日中人前でケアしずらい胸などのデリケートな部分に関しては日ごろのスキンケアとして保湿力が高く肌トラブルを防ぐ効果が高いジェルなどを使うのが効果的です。
あせもがおっぱいにできてしまうとそれだけでなんだか汚い印象を与えてしまいますし、水着や胸元の空いた服などもきれいに着れなくなってしまいますので毎日のスキンケアから見直してみるのも非常におすすめです。
当サイトでも保湿化粧品を徹底的に比較したランキングなどを掲載しているので自分の肌に合っていそうなものを見つけて選んでみるといいですね。
女性ホルモンの神様編集部です!美容・ダイエット・サプリ系の記事を主に担当しています。最近はメイク系YouTuberの動画を見るのが趣味です。細心の注意を払って正しい美容知識をお届けできるようにしています。またすべての記事はコスメコンシェルジュ・美容家のYURIEさんの監修も入っています。