頬を何気なく触っていたらプツプツと小さな引っかかりを感じることありませんか?
このいつの間にか出来てしまう頬のプツプツ放置したり、スキンケアを間違うとニキビや吹き出物になってしまう可能性があります。
頬にできる小さなプツプツの原因と対策に最適なスキンケアを紹介します。
頬のプツプツの正体と原因
目立つわけではないけど手で触るとザラッとするような小さいプツプツの正体と原因を紹介します。
1.面ぽうと言われるニキビ予備軍
頬にできる小さなプツプツ、痛みの無ければ見た目も赤いわけでもなくちょっとだけプツッと出来ている物はコメドと言われる面ぽうが原因かもしれません。
この白ニキビと言われる小さなプツプツは閉鎖面ぽうと言われ、毛穴の出口が閉鎖してしまうことで毛穴内の皮脂などの内容物がたまり肌表面を押し上げることでプツッとした小さい出来物になります。
もう1パターンは小さなプツプツをよく見ると中心が黒っぽくなっているものです。
この一部が黒く変色しているタイプは先程の閉鎖面ぽうの中身がどんどん押し出されることで毛穴出口付近から内容物が飛び出て酸化している状態です。
この状態のものはそのまま炎症を伴う赤ニキビになりやすいため早めに対処する必要があります。
2.ホルモンバランスの乱れ
いつも1ヶ月の内に同じような時期に頬などにプツプツができるという方はホルモンバランスの乱れによって起きていると考えられます。
女性は生理があるため1ヶ月の内にホルモンのバランスが激しく入れ替わります。
このホルモンバランスが入れ替わったり、ストレスや生活リズムの乱れなどで乱れると普段はひっそり活動している男性ホルモンが活性化されて皮脂分泌が盛んになります。
皮脂分泌が盛んになると毛穴に角栓つまりが起きやすくなるため結果として面ぽうなどの小さいプツプツが起きやすくなります。
ホルモンバランスが1度乱れると自力ではなかなか改善が難しいため、サプリや場合によっては婦人科などで治療を行う必要があります。
3.乾燥による肌表面の乱れ
かゆみを伴う小さなプツプツの場合は、乾燥によって皮膚の表面が荒れたことで起きている湿疹の可能性があります。
肌表面はバリア機能が正常に働いていると潤いや油脂などのバランスがとれた状態でツルッとしたきれいな肌状態を保ちます。
それが乾燥などによって肌のバリアバランスが崩れることで、表皮のキメが乱れて手で触った時に引っかかりとして感じやすくなります。
はだのザラつきが気になって手で触っている内に爪などで表皮を傷つけてしまうことで湿疹などができ頬の小さいプツプツとなって毛穴が毛羽立ってしまうことがあります。
乾燥によってかいたりすることで出来てしまったプツプツは赤いものは炎症を起こしている場合があるので、保湿効果と抗炎症効果が配合されているスキンケアが最適です。
4.毛穴の角栓つまり
1箇所ではなく複数個小さいプツプツが出来ている時に考えられるのが角栓のつまりです。
表皮の角化は季節意外にも加齢によって年々起こりやすくなるため、20代後半頃から急に肌のザラつきやプツプツが気になりだすという方が出てくるのもその影響です。
角化が進むと肌表面にある毛穴の出口周囲の皮膚も固くなりどんどん出口を狭めてしまうため、結果として角栓が詰まった状態を引き起こします。
5.肌表面の汚れ
角栓つまりとも近いですが、古い角質などがターンオーバーによってしっかり排出されないことで頬などに小さなプツッとした感触を感じることがあります。
肌のターンオーバーは年を重ねるごとに延長していき、不要な角質などの除去活動がうまくいかなくなります。
不要な角質などが肌表面にずっと残るとその部分の下にはどんどん新しい角質が生まれては角化してを繰り返すためイボのような小さいプツプツを作り出します。
この古い角質などが原因で起きるプツプツの事を角質粒といいますが、角質粒は特に50代以降の年配の方に多く見られます。
頬のプツプツ対策スキンケア
頬に出来てしまったプツプツを1日でも早くよくするために抑えておきたいスキンケアを紹介します。
肌のターンオーバーを促進する
頬にできるプツプツの多くは肌のターンオーバーがどんどん延長されてしまい、正しい周期で行われない事が関係しています。
肌のターンオーバーは睡眠や栄養など色々な要素が揃ってやっと整うため、プツプツが気になるという方は睡眠時間の確保や、肌のサイクルに必要な栄養素を毎日とることを意識しましょう。
肌のターンオーバーを促進する代表的な成分としてはプラセンタが知られており、サプリやドリンクで毎日プラセンタをとるだけでもターンオーバーの活性に繋がります。
古い角質の除去を小まめに
肌のターンオーバーを高めるケアを始めても効果が出るまでには早くても3週間ほどはかかると考えられます。
その間に古い角質を溜め込まずにターンオーバーを外から促すために、ピーリングなどの古い角質を除去するケアが必要です。
最近ではクレンジングに角質を除去する機能がついたタイプもあるので、頬にプツプツを感じる時は角質の除去効果が高い洗顔やクレンジングを使うのが最適です。
保湿ケアは1日最低2回以上
頬のプツプツ対策で重要なのが肌の柔軟性を保つのに必要な保湿成分をしっかり補充することです。
基本的に市販されている化粧水などスキンケアは肌の表面の角質層までしか浸透しないものが多いため、外からのケアは肌表面のケアと思いましょう。
なので化粧水などで水分をしっかり与えたら、仕上げにフタの役割を担う油性のクリームなどでケアすることが重要です。
この保湿ケアを1日朝と夜の2回は最低限しっかり行うようにしましょう。
更に昼間などにミストスプレーで小まめに水分を与えて上げると肌の乾燥を防いで頬のプツプツができるのを防止できます。
メイクはノンコメドジェニックがおすすめ
ノンコメドジェニックとはその名の通りコメド、つまりニキビの予備軍である面ぽうができづらい成分から作られているコスメの事を言います。
化粧品の中には油性成分が面ぽうなどを誘発する可能性がある成分を含んでいるものも多くあるため、皮膚科などでも面ぽうが出来ている方やできやすい脂性肌タイプの方にノンコメドジェニックを勧めているクリニックもあります。
スキンケアで有名なノンコメドジェニックと言えば皮膚科でも薦められることが多いNOVのACシリーズが有名です。
美容サプリで内側からケア
外からのスキンケは熱心にしているけど身体の内側からのスキンケアは全くしていないという方が意外に多いです。
そのため繰り返してできる頬のプツプツなどの対策としてはサプリなど体の内側から肌細胞の修復や生成を助けるケア用品が最適です。
コラーゲンやセラミドは特に肌表面から失われやすく、年齢とともに肌細胞内での生産量が低下する成分であるため、25歳を過ぎたら積極的に摂るようにしたい美容成分です。
洗顔は過剰にしすぎない
肌のプツプツを引き起こす原因となりやすいのが過剰な洗顔による皮脂の不足です。
角栓つまりなど女性たちの間では常識に近いくらい知れ渡っているため、角栓つまりを防ぐために洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシ洗う方が増えています。
必要な皮脂膜が不足すると肌表面を保護しているバリア機能のバランスが崩れ、表皮の乾燥が起き結果的に肌の角化を進行させる原因となります。
プツプツになりやすい生活習慣
頬のプツプツは日頃の生活習慣による影響が考えられます、頻繁に小さなプツプツができるという方は生活習慣の見直しも必要です。
夜更かしが多い
夜の10時からの数時間の睡眠中はお肌のゴールデンタイムとよく聞きますが、睡眠は肌にとっても非常に重要な役割を果たしています。
つまり夜の8時に寝ようが3時に寝ようがしっかり睡眠が取れていれば肌にとって必要なホルモンは十分に分泌されるのです。
睡眠中に分泌される肌に必要なホルモンというのは成長ホルモンの事で、しっかりレム睡眠とノンレム睡眠のバランスが取れた質の高い睡眠をとることで分泌されます。
成長ホルモンは肌のターンオーバーに関わる肌細胞の活性などに関わっているため、成長ホルモンの分泌が不足した状態が続くとどんどん肌のターンオーバーは遅延し角質瀏などを起こしやすい肌環境へと変化していきます。
ストレスフルな日々を送っている
ストレスと言うと人間関係や仕事などで受ける内的ストレスをイメージする方が多いと思います。
他にも外的ストレスとして紫外線や大気汚染物質による影響も肌には関係しています。
紫外線などによって肌が刺激を浴びるとその分肌は身体を守ろうと反応するため表皮の角化などが進みやすくなります。
つまりストレスを日常的に受けている生活を続けることで体の中と外両方から肌の柔軟性が落ちやすくなるため、肌のごわつきやプツプツなどの肌荒れを引き起こしやすくなるのです。
汗をかく習慣がない
頬に限った話ではなく背中など全身に小さいプツプツができやすい方は、汗をかく習慣がない事が関わっている可能性があります。
毛穴の一部には汗腺と言われる汗を出す管がついているため、日常的に運動などをして汗をかく習慣があると毛穴詰まりが起きにくいと言われています。
逆にあまり汗をかく習慣がない場合は皮脂分泌だけが頻繁に行われるため、本来肌表面で汗や皮脂が混ざってできる保護膜ができにくくなり、バリア機能の低下や毛穴詰まりを起こしやすくなります。
おすすめとしては半身浴や岩盤浴などじっくり身体の中から汗をかく習慣をつけることでプツプツなどができにくい体質づくりの一貫となります。
偏食ばかりしている
頬いできる小さいプツプツは偏った食事の影響が考えられます。
特にジャンクフードや濃い味付け、脂っぽいものを好んで日常的に食べているという方は注意が必要です。
油ものやジャンクフード中心の生活をしていると肌細胞に必要なビタミンやミネラルなどが不足して効率よく肌に必要な成分を生成できなくなります。
とくにアミノ酸は細胞の基礎となる成分のため、毎日しっかり安定して摂取することが必要です。
整髪料など頬に付きやすい髪型
頬骨の下などにできるプツプツは髪による刺激や、髪についている整髪料の刺激によって起きている可能性があります。
特に女性は小顔効果が大きいため顔の横にわざと髪をかけるスタイルをしている方が増えています。
健やかで丈夫な肌だと問題ないですが色々な理由でバランスが崩れてしまっている肌にとっては刺激になり炎症や出来物を作る原因となります。
接触性皮膚炎はアレルギーとは関係なく整髪料などに含まれている化学成分が原因で起きるため、かゆみを伴う頬のプツプツを感じた場合は整髪料などの使用を控えるのがおすすめです。
つるつる肌になれると話題のオールインワン
ここまでで頬のプツプツができる原因や対策に必要なスキンケアについてわかったと思います。
毎日使うことで肌がゆで卵のようにツルツルになるスキンケアがローヤルゼリーもっちりジェルというオールインワンです。
美容に詳しい方だと知っているかもしれませんが、このローヤルゼリーもっちりジェルは新しいエイジングケア成分として注目されているナールスゲンを含んでいる効能評価試験済みのオールインワンです。
安心の日本製で、合成香料やアルコールなども使用していない無添加製品なので敏感肌だから心配と言う方でも安心して使えます。
ネット販売限定のスキンケアメーカーのため大量販売が出来ないので気になった方は急いで公式サイトをチェックしてみてください。
頬のプツプツまとめ
頬にいつの間にかできる小さいプツプツ…すごく目立つわけではないけど手で触るとプツッとしていてすごく気になりますよね。
・面ぽうによるプツプツ
・乾燥による表皮の乱れ
・ホルモンバランスの乱れによる
・毛穴の角栓つまり
・表皮の汚れ
頬にプツプツができる原因はこのようなものがありました、他にも生活習慣によってプツプツができやすくなっている場合もあるので合わせて気をつけておきたいですね。
頬にできてしまったプツプツ対策としてはこんなスキンケア方がありました。
プツプツ対策ケア
・ターンオーバーの活性化
・古い角質の除去
・しっかり保湿
・ノンコメドジェニックを使う
・洗顔は低刺激で優しく
プツプツのケアで大切なのは汚れをしっかり落として表皮の柔軟性を保つために毎日頑張って保湿ケアを続けることです。
正直仕事で疲れてスキンケアが面倒な日もあると思いますが、たった1日の手抜きがプツプツを生み出すので、スキンケアが面倒という方はオールインワンなど手間がかからないスキンケア用品でとにかく毎日しっかりケアしましょう。
頬にできるプツプツは放置するとニキビになったり、皮膚炎などを起こして見た目にも影響する恐れがあります。
手で触ってアレ?ちょっとプツッとしてるかも…と感じたら早めにスキンケアでしっかり対策しておくことをオススメします。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。