フラバンジェノールという成分が最近のスキンケア業界ではかなり話題になっていますね。
プチプラよりもちょっといい化粧品などを使っている方は知らないでフラバンジェノール配合の化粧品を使っていたということもあるのではないでしょうか。
基本的にスキンケアをしていくためにはまず保湿を徹底的に行うことをメインとしながらお肌を若々しく保つために紫外線などの影響から守るという対策を並行して行っていく必要があります。
フラバンジェノールは一つの成分で肌の悩みやトラブルをまとめて解消することができるポテンシャルを持つ成分でもあるので、ここ最近ではオールインワンジェルなどの成分としても重宝されるようになってきています。
フラバンジェノールとは？
フラバンジェノールは昔から存在していた天然成分というわけではなく、化粧品や健康食品などを研究開発するODMメーカーとして大手である東洋新薬が長年に渡って研究し続けてきた成分です。
もともとはフランス南西部ランド地方に広がっている海岸松の樹皮から抽出されている天然のポリフェノールの一種となっています。ランド地方では強力な紫外線や海風などの刺激となる環境下に置かれながらも樹皮の身を守るために蓄積され続けた成分と言われています。
ヒトのお肌にフラバンジェノールを与えることで、肌の表面を乾燥からしっかり守りつつも潤いを肌の奥底へと浸透させることもできるようになっています。
内側からも外側からも肌をケア
フラバンジェノールは化粧品の主成分として配合されることも多いため、肌に直接与えてケアすることで高い抗酸化作用によってお肌を刺激やダメージから守っていく効果が期待できます。
そこまではなんとなく知っている人も多いと思いますが、実はそれ以外にもフラバンジェノールを直接体の中に取り入れることによるメリットもあると言われています。
フラバンジェノールが持つ抗酸化作用は肌表面だけではなく体の内側にも効果的で、「食べるコスメ」と言われるほど体内に摂取して肌を内側から美しく保つ機能があります。
肌に塗って外側から肌を守り、飲んで体の内側から肌をケアする2つの働きがあるのがフラバンジェノールの大きな魅力と言えます。
フラバンジェノールが肌に与える効果
お肌の悩みは人によって細かい違いはあると思いますが、悩んでいるということはおそらく小ジワやくすみ、肌荒れや乾燥などで悩んでいる方が多いと思います。
フラバンジェノールを肌に与えることで肌トラブルを起こす引き金を引く原因にもなってくる乾燥から肌を徹底的に守ることができるようになります。
ヒアルロン酸との組み合わせで本領発揮
フラバンジェノールはヒアルロン酸と同時に肌に与えることによって保湿力がグッと高まるという特徴があります。
ヒアルロン酸と組み合わせたときのフラバンジェノールの保湿力はあの圧倒的な保湿力を持つと言われるセラミドの更に15倍ほどあると言われています。
なので保湿化粧品としてセラミドをメイン成分としている化粧品を使うよりもフラバンジェノールをメインとしている化粧品やオールインワンジェルを使ったほうが期待できる保湿効果はおおよそ15倍になると言ってもいいレベルなのです。
エイジングケアに最適な美容パワー
フラバンジェノールを化粧品などで肌に直接塗っていくことによって得られる効果ではエイジングケア効果への期待値がかなり高くなっています。
もとはポリフェノールの一種なので、強力な抗酸化作用も期待できます。たくさんの種類があるポリフェノールの中でもとくに抗酸化力が強いOPC（オリゴメリック・プロアンチシアニジン）が含有されているので、お肌の老化を促してしまう活性酸素を取り除いて老化を防止することができます。
特に目元や口元などは年齢サインが出やすい箇所なので、シミやシワなどが増えてくるにつれて見た目年齢が上昇しやすい傾向にあります。
美白作用でシミやクスミの対策も可能に
フラバンジェノールには強力は美白作用も期待できます。
美白作用といってもフラバンジェノールを塗るだけで肌が白くなるというわけではないですが、チロシナーゼ阻害効果によってメラニンの生成を抑制して体外へメラニンを排出させる作用もあるので肌のクスミやシミなどを軽減して透明感のある肌を目指していくことができます。
フラバンジェノールのもつ抗酸化作用と保湿力でシミやクスミの原因となる紫外線などの影響を効率的にカバーできるようになります。抗酸化力が強いと言われるビタミンCのおよそ600倍もの抗酸化力があるので、ビタミンC系の化粧品と比べると桁が違う効果が実感できます。
もちろん肌に対する刺激などもない成分なので、顔のパーツの中でも敏感な部分である目元などにも問題なく使っていくことができます。
フラバンジェノール単体の保湿力もかなり高いということもあって、1回使っておけば一日中美白作用も保湿効果もキープさせることができるという点もメリットと言えるのではないでしょうか。
フラバンジェノールを摂取して得られる効果
フラバンジェノールの化粧品などを使うことでここまでに紹介してきたような様々な肌へのメリットが得られるようになります。
ただフラバンジェノールは外側からも内側からも肌を守ってくれる成分なのでフラバンジェノールが配合されているうサプリメントなどを継続して飲み続けると更にその恩恵を受けることができるようになります。
紫外線の影響やダメージの保護にぴったり
フラバンジェノールにはビタミンCの600倍と言われるほどの強い抗酸化力があるため、摂取すると体内でも抗酸化作用が働くようになります。
紫外線などのダメージが蓄積すると活性酸素が溜まり、シミやくすみなどの原因になるのですが、フラバンジェノールを摂り入れることで活性酸素を取り除いていくことができるようになります。
すでに受けてしまった肌ダメージをケアすることもできるので、肌にシミなどができてしまった後のケアとしても活用することができます。
シミを作る原因となるチロシナーゼを阻害する
シミの原因となる物質といえばメラニンが有名ですが、そのメラニンを作り出す物質がチロシナーゼというものになります。
つまりそもそもチロシナーゼがメラニンを作る働きを阻害できればシミを抑制することができるようになります。
フラバンジェノールを体内に摂り入れることでチロシナーゼの働きを阻害できるので、これからできるかもしれなかったシミが作られることがなくなるようにブロックすることができます。
フラバンジェノールを配合している化粧品がすごい
フラバンジェノールを配合している化粧品も最近は多くなってきています。
私もすでにいくつかフラバンジェノールが配合されている化粧品を使っており、今まで使っていた化粧品との明らかな違いに驚いていたところでもあります。
シズカゲル：美白作用が特に強いオールインワン
フラバンジェノールを主要成分の一つとして配合している薬用美白オールインワン。モニターの調査結果では使用者100％が継続して使い続けていきたいと回答するという結果も出ている実感できる美白化粧品となっています。
フラバンジェノールの開発元である東洋新薬と共同開発している化粧品でもあるので、フラバンジェノールとの相性がいい成分などを徹底的に選び抜いて作られているからこその実感力です。
肌に優しい無添加処方で敏感肌の人でも安心して美白を目指していくことができる使いやすいオールインワンとなっています。
フラバンジェル：エイジングケアに特化したオールインワン
フラバンジェノ－ルジェルはフラバンジェノール配合のスキンケア用品を専門扱う化粧品ブランドのフォーマルクレインから販売されている高濃度フラバンジェノール配合のオールインワンジェルです。
高濃度フラバンジェノールを含めて美肌成分が25種類配合しているので、しっかりとした弾力のある透明感のある肌を目指していくことができます。
これ一つで小じわ・たるみ・透明感・くすみのケアができるので、年齢が目立つ原因となる要素を徹底的にケアしてエイジング目的で活用できます。
フラバンジェノール配合サプリは「美白サプリ」として人気
フラバンジェノールが配合されているサプリメントはまだあまり多くはありません。
ただ、少ないながらもフラバンジェノール配合のサプリは非常に高い美白効果とシミ予防の効果などが期待されていることから意識の高い女性を中心に人気が過熱しています。
私の方でも使ってみたことがあるサプリの中では「リブランコート」というサプリが最も万能で使いやすいサプリだと評価しています。
このサプリはフラバンジェノールが主成分として配合されており、1日分で40mg摂り入れることができます。
その他にも女性の美容に嬉しいプラセンタやヒアルロン酸、スーパーフード6種類が配合されているため美白や紫外線対策ができるオールインワン美容サプリとして使うことができます。
季節関係なく使っていくこともできますが、とくに紫外線が強い時期などは積極的に飲んでお肌をダメージから守っていきたいところです。
この記事のまとめ
今回は話題の美容成分フラバンジェノールの持つ肌への効果などについてまとめてきました。
保湿といったらセラミドという印象がこれまでは強かったですし、今でも定着していますがフラバンジェノールが登場したことでセラミドの立場ば徐々にフラバンジェノールに奪われつつあります。
フラバンジェノールが保湿と美白の両方をカバーできる有効成分としての立ち位置を確立していくようになっていくと思います。
女性ホルモンの神様編集部です！美容・ダイエット・サプリ系の記事を主に担当しています。最近はメイク系YouTuberの動画を見るのが趣味です。細心の注意を払って正しい美容知識をお届けできるようにしています。またすべての記事はコスメコンシェルジュ・美容家のYURIEさんの監修も入っています。
