しみ・そばかすに効く美白サプリとして第一三共ヘルスケアが販売している「システィナC」
第三類医薬品に分類される医薬品なので続けることでお肌全体の美白ケアが可能になり、しみ・そばかすなどを緩和する効果も認められています。
有名所だとハイチオールCシリーズとか、ロスミンローヤルなどがありますが、システィナCもそれらと近い商品になっています。
今回は編集部にて実際にシスティナCを取り寄せて使ってみた口コミ・体験レポート、実際の使用者複数人による意見や感想などをまとめてみました。
システィナCの特徴
システィナCはドラッグストアなどでも販売されていますし、Amazonや楽天など一般的な通販サイトでも販売されているため比較的どこでも気軽に入手することができます。
主な効果としてはしみ・そばかすの緩和です。その他にもビタミンCなどを摂取できるので免疫力向上や疲労回復などといった働きもある程度期待できます。
システィナCの成分配合量
- L-システイン:240mg
- アスコルビン酸(ビタミンC):300mg
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):6mg
- パントテン酸カルシウム:24mg
医薬品なのでだいたいハイチオールCシリーズなどのような同類の美白サプリと配合成分は同じです。
ただ、配合量などは微妙に違う部分もあります。
システィナCの効果・効能
システィナCは第三類医薬品なので、飲んでどのような効果・効能があるか公式サイトや添付文書にも記載されています。
1.次の諸症状の緩和:しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着
2.次の場合の出血予防:歯ぐきからの出血、鼻出血
3.次の場合のビタミンCの補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期
「ただし、上記1及び2の症状について、1カ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師、薬剤師又は歯科医師に相談して下さい。」
しみ・そばかすだけではなく日焼けやかぶれ等の色素沈着にも効き目があると書かれています。
外に出る機会が多いとどうしても紫外線を避けられずに日焼けをしてしまう事がありますが、日焼け後などを早く改善したいときに使うというのもありですね。
また、歯茎からの出血や鼻血が多い人の出血予防になるというのは、ビタミンB6などの有効成分が皮膚粘膜の保護をしてくれるため出血しにくくなるのでしょう。
L-システイン240mg配合でメラニン生成を抑制
システィナCには主要成分としてL-システインが含まれており、その量は1日分の6粒で240mgとなっています。240mgは医薬品国内商品品目の上限値なので、それ以上の量を配合することはできない限界の量です。
- 肌のターンオーバーを促進する
- メラニンの生成を抑制する
- 黒色メラニンを排出する
肌ターンオーバーを促進しながらメラニンの生成を抑制し、肌の奥に潜んでいる隠れシミの原因になる黒色メラニンなどの排出を促す働きがあります。
これにより飲んでシミを目立たなくすることができるようになります。L-システインの詳しい効果・効能については別記事にもまとめているので、もっと詳しく知りたい方は以下よりチェックしてみて下さい。
あわせて読みたいL-システインの美白効果は?サプリでシミは消えるか
ビタミンB6が体内のシステイン生成をサポート
システィナCにはビタミンB6が1日分で6mg配合されています。ビタミンB6は皮膚の再生を促進して肌の健康を維持してくれる成分です。
L-システインを体内で生成する手助けにもなるので、システインと一緒に摂取することによる相乗効果が期待できます。
また、L-システインは単独で摂取しつづけると白髪が増えるなど副作用が出る可能性があると言われていますが、ビタミンB群と併せて摂取することでそのリスクを守ってくれるというメリットもあります。
ビタミンC(アスコルビン酸)がメラニンの生成を抑制
ビタミンC(アスコルビン酸)は1日分の6錠の中に300mg配合されています。
ビタミンCには活性酸素を取り除く抗酸化作用などがあるので、疲労感の軽減などにも効果が期待できます。また、メラニンの生成を抑制する働きもあるので、シミ対策にさらなる拍車をかけることができます。
300mgは十分な量ですが、同じタイプの医薬品にはもっと多く配合されているものもあるので、平均するとやや少なめに感じる量です。
パントテン酸カルシウムが肌の新陳代謝を高める
システィナCにはパントテン酸カルシウムが1日分24mg配合されています。パントテン酸カルシウムはビタミンB5と呼ばれる成分でもあり、肌の新陳代謝を高めたり、皮膚の健康を維持するために必要な栄養素として知られています。
キミエホワイトプラスなど有名所の美白サプリでも新たにパントテン酸カルシウムを追加配合してリニューアルされていたように、シミやそばかす、日焼けなどの緩和を目的としてサプリメントや医薬品に配合されることがよくあります。
肌荒れなどに対しても有効な成分なので、乾燥や紫外線などの影響で肌が弱っていてすぐに荒れてしまう方などにはメリットがある成分と言えます。
実際にシスティナCを買って飲んでみた
こちらでも実際にシスティナCを購入してみました。今回はAmazonを利用しており、定価は4,104円となっています。Amazonは価格がよく変動するので具体的な数字は出しませんが、定価よりは少し安く購入することができました。
糖衣錠になっているので舌の上にのせると少し甘みを感じます。
錠剤としての大きさはごく普通なので、飲みにくいとか喉に引っかかるような感じはしませんでした。
1日6錠ですが、1回2錠ずつなので1日3回に分けて飲まないといけないのがやや手間です。毎食後に飲むことになるので、きっちり正しい服用タイミングで続けるなら外出時なども持ち運ばないといけません。
1日2回3錠ずつだったら、朝食後と夕食後でいいので自宅にいる間に飲むだけでOKなのですが、システィナCはそれができないのがちょっと気になりました。
効果が出るまでにどれくらい時間がかかるか
効果にはハッキリいって個人差がかなりあります。シミ・そばかすなどの大きさにもよりますが、数日とか数週間程度でシミが見えなくなるほど強力な効果が有るわけではありません。
1ヶ月毎日しっかり飲み続けたら鏡を見た時に少しだけシミが薄くなってきたかな?と感じはじめるくらいをイメージしておくくらいが丁度いいと思います。
肌のターンオーバーは目安として28日周期なので1周回った頃に少しずつ変化がではじめるのがL-システイン系の薬剤による効能の目安となります。
大きな変化を期待されている方は3ヶ月程度の継続は必要になるでしょう。
老化による深いシミはこれだけだと厳しいかも
紫外線のダメージなどが影響してできてしまった小さい斑点のようなシミだったら数ヶ月システィナCを続けるくらいでも緩和できる可能性がありますが、老化によって何年も前からできている深いシミだと薬剤を飲むだけの対応だと足りない場合があります。
飲まないよりは飲んだほうが少しでも良くなる可能性はありますが、皮膚の奥深くまで沈着している深くて濃いシミの対策は美容皮膚科などでの治療をしたほうが効率はいいです。
症状がわりと酷い方だと自覚がある方に関しては、先に医師に相談をしてみてから購入を検討されるのがいいでしょう。
美白美容液と併せて使うとグッと効率が高まる
すでにシスティナCを購入されている方でシミ・そばかすを一刻もはやく緩和したいと思っている方は、ただ薬剤を飲むだけではなく美白美容液との併用をしたほうが格段に効率がよくなるのでおすすめです。
内側からの美白ケアはL-システインやビタミンCなどを摂取することで事足りますが、外側からのケアは普段から行うスキンケアによっても大きく左右されてきます。
- フラーレン
- ハイドロキノン
- アルブチン
- プラセンタ
- ビタミンC誘導体
このあたりを美白美容液や美白化粧品などを使いながら直接肌に与えるようにして行くと、内側からも外側からもメラニンを抑制してシミ対策ができるようになります。
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アットコスメでの口コミ・評価
システィナCはアットコスメ内での口コミ・レビュー件数は341件となっています。わりと多くの方がレビューをしているので知名度は最近結構上がっているのかもしれませんね。
また、評価ポイントは★7個中4個となっていました。悪くないですが、よくもない平均くらいの評価をされている方が多いようです。
くすみが出にくくなったかも
COMMENT
白髪が増えた
COMMENT
ファンデの色が合わなくなってきた
COMMENT
出典:アットコスメ
アットコスメでは良い口コミ・悪い口コミがまばらにあるようなイメージで、賛否両論になっています。流石に白髪がではじめたら低く評価したくなる気持ちもわかります。。
L-システインには確かにメラニンの還元作用がありますから、長く続けすぎると白髪が出やすくなることは実際によくあるそうです。
トランシーノホワイトCとの違いは?
システィナCの販売元の第一三共ヘルスケアはトランシーノホワイトCという美白サプリも販売しています。
知名度的にはそちらのほうがむしろ上なので、トランシーノホワイトは聞いたことがあるけどシスティナCは聞いたことがなかったという人も多いのではないでしょうか。
同じメーカーから販売されているのに、違う商品名で売られているので何か成分的な違いなどがあるのかと思って比較してみると微妙に違う点が見つかりました。
- トランシーノホワイトはビタミンCが1,000mg含まれる
- トランシーノホワイトCは1日2回の服用でOK
- 価格がトランシーノホワイトCのほうが少し安い
大きな違いはこの3点でした。
価格についてはトランシーノホワイトCが180錠で2,808円。そしてシスティナCが210錠で4,104円です。粒数は違いますが、どちらも1か月分の価格です。
こう比較してみるとシスティナCを購入するなら同メーカーのトランシーノホワイトCのほうがスペック的に優れているのが明らかです。
添加物は合計で12種類
しみ・そばかすなどの対策としての薬効がある成分は上記までに紹介している4種類となりますが、システィナCには以下の添加物が含まれています。
セルロース、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、白糖、乳酸Ca、マクロゴール、酸化チタン、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、カルナウバロウ
添加物はできるだけ少ないに越したことがないですが、システィナCには12種類含まれています。コレに関しては他の同ジャンルの製品と比べると大体同じくらいかな?というレベルです。
商品名 | 添加物種類 |
キミエホワイト+ | 12種類 |
ホワイピュア | 8種類 |
ロスミンローヤル | 13種類 |
ハイチオールCホワイティア | 16種類 |
システィナC | 12種類 |
多少は違いがありますが、あまり神経質になる必要はないと思います。
添加物の少なさで選ぶとするなら8種類と少なめの添加物に抑えられているホワイピュアが良いでしょう。
ちなみに第一三共ヘルスケアのトランシーノホワイトCについてはシスティナCと同じく12種類となっていました。
総合評価
今回はシスティナCを購入して口コミ・体験レポートをお届けしてきました。
大手メーカー第一三共ヘルスケアの商品なので品質面などは高く、購入してトラブルになる可能性は低い商品だと思います。
ただスペック的には同社のトランシーノホワイトCに劣るのは間違いないですし、価格についてもシスティナCのほうが少し高いため費用対効果でみたときには負けていると思います。
第一三共の商品から選ぶならトランシーノホワイトCを購入したほうが不満は少ないはずです。
また、より効率よくシミ・そばかすの対策をしていきたいと考えているなら、ホワイピュアなどのようにビタミンC(アスコルビン酸)が1日分で1,000mg含まれているものを選んだほうが良いですね。
L-システインの量は最大240mgとなっていますが、ビタミンCであれば1,000mg以上摂取しても問題がなく、肌へのメリットが増えることになります。
美白サプリを一通り比較してランキング化しているので、もっと他の商品も色々見ながら選びたいという方は以下のランキングを参照頂ければと思います。
女性ホルモンの神様編集部です!美容・ダイエット・サプリ系の記事を主に担当しています。最近はメイク系YouTuberの動画を見るのが趣味です。細心の注意を払って正しい美容知識をお届けできるようにしています。またすべての記事はコスメコンシェルジュ・美容家のYURIEさんの監修も入っています。