シミ・そばかすに効果があると評判のキミエホワイトを実際に使用して効果は本当か口コミも参考に徹底的に分析してみました。
ここでは実際に私がキミエホワイトを自費で購入して使ってみた結果を元に辛口になりますが全て本音の口コミ評価としてまとめていこうと思います。
キミエホワイトの購入を検討している全ての方やシミやそばかすなどを少しでも効率的に改善したいという方は参考にして頂ければと思います。
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もくじ
キミエホワイトとは
キミエホワイトとは株式会社富山常備薬グループより販売されている、肌トラブル改善効果を表した第3類医薬品です。
キミエホワイトを使用することで期待できる効果としては、シミ・そばかすの改善がよく知られていますが、今回成分を大幅に改良することにより、ニキビや湿疹、かぶれといった幅広い肌トラブルに対応した商品へと変わりました。
また、二日酔いや疲労感にも効果があるとCMなどで宣伝されるようになり、今まではシミに悩む女性のみをターゲットにしていた商品ですがより多くの方に愛用してもらうために商品開発をしているようです。
第1類・第2類医薬品は薬剤師のいる店舗での対面販売が義務ずけられていますが、第3類医薬品は服用しても日常生活に支障をきたさないレベルの薬品であるとされているため様々な場所で販売されている。代表例はビタミン剤や整腸剤がある。
口コミの評価は良いのか?悪いのか?
美容系の口コミなどでおなじみの@コスメなどでは正直なところあまり良い評価はされていませんでした。
割合にすると8割が効果が実感できなかったのに対し2割ほどは肌になんらかの効果が実感できたとありました。
口コミでの評価の多くは
- 半年ほど使用しても効果がまったく実感できない。
- 解約する際にしつこく勧誘された
- ずっと使用し続けたら健康診断で肝機能がひっかかった
- 問い合わせしたら対応が悪かった
- などの口コミが目立ちました。実際に公式サイトを見てみる
- 返品保証などは整っているとは言いずらい内容
商品を返品の際は商品到着後8日以内に電話連絡してそれから自己都合の場合は送料負担で送り返さないといけませんので、確かに最近のその他の商品の流れからすると保証が不十分に感じるかもしれません。
口コミの中には良い評価も少数ですがありました、シミ・そばかすは消えないが肌のくすみがとれた、肌質が綺麗になったなどの口コミもあることから完全に効果がない商品ではないと感じました。
しかし、口コミで目立ったのが商品の効果が実感できずに残念だったというものよりも、商品について電話で問い合わせをした際の対応が不親切であったと言う点の方が目立ちました。
美容関係のサプリなどは使用方法や効果についてどうしても聞きたいことができてしまうなんてことはよくありますので、電話の応対が不十分だとこのように商品の自体の性能がよくてもマイナスイメージに繋がってしまうので残念に思いました。
消えるシミと消えないシミがあるってご存知ですか?
そもそも皆さんはシミやそばかすといえばメラニン色素の沈着さえ退治したら綺麗に治ると思っていませんか?
実はシミにも種類があってその種類によっては市販の薬ではまったく効果がない場合もあるのです。
しかも、私たち日本人の多くが悩まされている細かなシミはビタミン剤などの内服治療だけではなくならないことがほとんどなのです。
主なシミの種類
- 老人性色素斑
- 炎症性色素沈着
- 肝斑
- そばかす
- 脂漏性角化症
- 花弁状色素斑
大まかに代表されるのは上記の6種類です、上から4種類のシミに関しては美容皮膚科でもハイドロキノンやトレチノインといった外用薬やL−システインやビタミンCを内服治療の一つとして用いられています。
なのでL−システインなどを中心として含むキミエホワイトも上記の4種類のシミに関しては効果が期待できるというわけです。
しかしここで問題となるのは花弁状色素斑です、このシミは実は多くの人を悩ませているシミであることが多いのです。
特徴は花弁のように小さくパラパラと広範囲に及ぶシミです。目の下や鼻周り背中など紫外線を多く浴びることによって真皮まで及ぶシミを作り出します。
私も一度美容皮膚科にかかり顔のシミを見てもらったところこの花弁状色素斑が多く治療をするのであれば通院してレーザー治療をしないとなかなか改善は難しいと言われました。
ちなみに美容皮膚科でのレーザー治療はシミ1箇所につき5000円ほどかかります、そのほかに初診料などいろいろとかかるのでレーザー治療は金銭的に余裕のある方向けの治療といえます。
なので、キミエホワイトを使用しても効果が全く実感できないとあった口コミの方達の取れないシミは花弁状色素斑の可能性があります。
シミの治療を始めるにはまず自分のシミがどのような方法で消えるシミなのかを知ることが必要なので頑固なシミでお悩みの場合は一度診察を受けることをお勧めします。
シミに有効な成分はしっかり配合されている
キミエホワイトは上記の画像のように主だった3つの成分を中心としてシミ・そばかす・ニキビなどの肌トラブルに効果を表すとされています。
美容皮膚科でも使用される成分であるL-システインですがこの成分は新陳代謝を活性化してくれたり、色素沈着を防いでくれる効果が期待できシミを治療する薬剤などの大半に含まれていることが多いです。
そしてキミエホワイトに含まれるパントテン酸カルシウムやアスコルビン酸もシミ・そばかすに効果が期待できると成分として有名です。
パントテン酸やアスコルビン酸と言ってしまうと馴染みのない成分のように感じてしまいますが中身はビタミンCやビタミンBのことをさします。
シミ・そばかすの対策に1日に必要な摂取量は
L−システインやパントテン酸、アスコルビン酸などのシミ・そばかすの対策として有効な成分は1日にどれだけの量を摂取すればいいのかというところを表にしてみました。
成分 | 1日あたりの推奨摂取量 |
L-システイン+メチオニンの合計 | 40kg;600mg 45kg;675mg 50kg;750mg |
パントテン酸カルシウム(ビタミンB群) | 女性で5mg |
アスコルビン酸(ビタミンC) | 女性100mg |
L-システインはビタミンCと摂取することによって良い作用をもたらすので成分としてはバランスのとれたシミ対策用医薬品と言えるでしょう。
ちなみにキミエホワイトを1日分飲んで摂取で各種成分の摂取量は以下の通りです。
キミエホワイトの成分表からはアスコルビン酸の含有が特に突出しており1日あたりに推奨される量を十分にカバーしています。
またL-システインの量が1日あたりの推奨量に達していませんが推奨摂取量はメチオニンとの合計であることから最低ラインは超えることが考えられます。
キミエホワイトはビタミンを中心とした医薬品であるといえますので、ハイドロキノンなどの治療薬と比較するとどうしても効果の実感が得られにくくなっているのかもしれません。
ここで注意したいのは、L-システインはシスチン結石にも関連しているとされているので尿管結石などのシスチン結石ができやすい方は注意が必要です。
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キミエホワイト購入して使ってみた口コミ評価
まず、郵便で届くのですが大きさは15cm×23cmの高さ約7cmほどのコンパクトな段ボールで届きました。
中には簡易的なパンフレットやチラシが数枚入っており、キミエホワイトの入った瓶は紙袋に入れられています。
その紙袋がちょっとデザイン的に昭和を彷彿とさせれようなもので遊び心がうかがえました。
パッケージを開けると縦8cmほどの小瓶が入っており中に白い錠剤が入っています。
1日あたり朝・昼・晩毎食後に1錠を飲み続けました、今回は私のシミはレーザーで治療しないと消えないことがわかっていたので50代の母に使用してもらい肌のトーンアップも含め肌質改善につながるのか検証しました。
サプリの大きさや飲みやすさについて
錠剤の大きさは1粒約1cm程度と少し大きめで錠剤が飲むのが苦手な方だと少し大変かもしれません。
ほぼビタミン剤のような成分のため錠剤自体には香りはなく大きさだけ気になりました。実際に飲んでみると特に喉に引っかかるようなこともなく、ごく普通の錠剤の薬などと同じような感覚で飲めます。
キミエホワイトを実際に使用してみて
結果から言うと、1ヶ月程度では肌のくすみへの効果は多少実感できましたが目に見える様なシミに関しては消えるといった効果はありませんでした。
今回使用して実感できた効果まとめ
期待した効果 | 実際の効果 |
肌のくすみへの改善効果 | ◯ |
シミ消し効果 | × |
肌のハリツヤ | △ |
即効性 | × |
コストパフォーマンス | △ |
やはり、シミやそばかすで悩む方の多くは内服だけでは効果が期待できない様な真皮層まで及ぶシミのケースが多い様でキミエホワイトだけを飲んで美白を期待すると口コミ同様の残念な結果になります。
また、肌のトーンが全体的に改善されるため余計に消えないシミがハッキリと目立つ様に感じました。
コスト的にも初回は1900円に送料700円+代引手数料300円の計2900円となりますが、シミを消すことを目的として購入するのは正直なところお勧めできないかなといった印象です。
キミエホワイトを使用するのに向いている方は、肌のトーンアップ、夏に紫外線を多く受けた後の栄養補給、ニキビに悩んでいて炎症性色素沈着を少しでも抑えたい方には向いているかと思います。
効果はいつ頃現れる?
キミエホワイトの公式サイトでも掲載されていますが、効果が期待できるとされる期間が42日+年齢とされています。
ここからもわかる様に、即効性に富んだ製品ではありませんので効果がすぐに実感できないと嫌だという方にお勧めできません。
また、長期にわたって内服すると口コミの中では肝機能が悪くなったなどという報告もありましたので体調を見ながらの継続が望ましいと言えるでしょう。
肌のターンオーバーは約一ヶ月ほどを1周期として再生されていますので、42日と言うのはターンオーバーを考慮した日数であるといえます。
残りの年齢数とあるのは、ターンオーバーは加齢とともに代謝が遅くなり再生に時間がかかってしまうようになります、なので通常の周期プラス加齢に伴う遅れの分を含んだ期間が公式サイトでも書かれている42日+年齢になります。
これだけの期間になるとシミ・そばかすが気になり出す30代後半から50代女性がキミエホワイトだけの力で改善させるには3ヶ月から半年はどうしてもかかってしまう計算になります。
こんな方はキミエホワイトを飲んでみる価値あり
- 元は色白だったのに日焼けを繰り返すうちに肌が黒くなってしまった
- 疲れがたまり顔がくすんでいる
- 手先足先の肌のトーンアップをしたい
- ニキビで悩んでいてニキビ跡を少しでも残さない様にしたい
このように肌のトーンアップを狙った使用方法だと効果が実感できる商品です。
使用してみての効果を見ると、シミ・そばかすにお悩みの方よりはシミ・そばかすなどがまだ比較的ない状態の30代前半の方などにはとてもいい商品ではないかと思います。
若い時にどれだけシミ・そばかすなど紫外線対策をしていたかで40代、50代の肌は大きく変わります。
キミエホワイトは肌の過去のよりも未来に向けた商品であると言えるかもしれません。
キミエホワイトの総評
シミ・そばかすに効果的とCMなどでもおなじみのキミエホワイトですが、シミが軽微なものに関しては効果があるかもしれませんが、基本的に肌のトーンアップやシミ予防といった面に効果があると感じました。
また即効性はほとんどないため効果が現れるまでに3ヶ月から長くて1年近くかかる場合があります。
すでに出来てしまったシミに関しては美容皮膚科に通院しても治療するのが大変なものもありますので、まずは自分の悩みの元であるシミの種類を知ることから対策を始めることをお勧めします。
キミエホワイトはシミ・そばかすに有効な成分をしっかりと含んでいますが、これだけに頼ってしまうと効果は実感できないまま終わることが多い商品であるといえます。
長きにわたり蓄積されたメラニン色素は内服だけではなく外用薬などと組み合わせることによって効果を発揮するのではないでしょうか。
女性ホルモンの神様編集部です!美容・ダイエット・サプリ系の記事を主に担当しています。最近はメイク系YouTuberの動画を見るのが趣味です。細心の注意を払って正しい美容知識をお届けできるようにしています。またすべての記事はコスメコンシェルジュ・美容家のYURIEさんの監修も入っています。