二の腕の外側などに細かいブツブツがいっぱい出来て半袖やノースリーをきるのが恥ずかしい、という方のために二の腕にできるブツブツの原因と対策方をまとめました。
二の腕にできるブツブツはスキンケアで改善できるものから中には皮膚科での治療が必要なものもありますので、自分に合った対策法を知って綺麗な二の腕を手に入れましょう。
二の腕にブツブツができる原因
二の腕にできる小さなブツブツの原因となるものを集めてみました。
アレルギーなど皮膚炎
かゆみがあってかいている内に二の腕にブツブツが出来てしまった!という方は何かのアレルギーがきっかけで皮膚炎を起こしている可能性があります。
実際に管理人は夏近くに身体の激しいかゆみが続き二の腕までブツブツが出来て大変なことになったことがありました。
アレルギーは本人が知らないアレルギーを持っていることもあり、私のようになぜ湿疹ができたのか分からずに対策できないこともあるので痒みやブツブツなどが長く続く場合はアレルギーも疑ったほうが良いでしょう。
乾燥によるザラつき
二の腕のカサつきや小さなブツブツがいつの間にか出来ていた、という時に考えられるのが肌の乾燥による影響です。
皮膚は健やかな状態だと天然保湿因子や皮脂、汗などによってできたバリア機能によって守られていますが、乾燥が起きている肌はこのバリア機能が低下し、肌内部の水分が逃げやすいくなっています。
肌表面を守っていたバリア機能が低下すると外部からの刺激にも弱くなるため、結果として皮が剥けたり柔軟性が失われて乾燥によってブツブツができやすくなります。
古い角質による角質粒
30代以降になるとできやすいのが角質粒という古い角質が溜まることでできる小さなブツブツです。
通常肌はターンオーバーと言われる肌代謝によって古くなった角質はアカとして排出されて新しい肌細胞と入れ替わります。
しかし年齢が上がるにつれて肌のターンオーバーは1周期が長くなったり、部分的に上手くいかなくなるようになり不要な角質が肌表面に残ってしまうことがあります。
不要な角質が残るとその部分に角質がたまりイボのようなプツッとした出来ものができるのです。
日光湿疹
外出した時などに日光を浴びることでできるのが日光湿疹と言われる症状です。
管理人自身も日光湿疹ができやすい体質で夏場はすぐに日光湿疹ができやすいです。
日光湿疹は日差しを浴びることで痒みなどを引き起こし、掻いてしまうと小さい赤みの伴ったブツブツが大量にできます。
かかずに安静にしていると自然と治っていることが多いのですが、掻いてしまうとボコボコっと腫れて痒みも強くなるため状態によっては皮膚科での治療が必要です。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
毛穴がポコポコ盛り上がってできるブツブツは毛孔性苔癬という言わるゆる毛孔角化症が考えられます。
背中や太もも、二の腕などの部位に出来やすく毛穴に角質が詰まることでブツブツが発生します。
ブツブツは赤みを帯びていたり褐色っぽい色をしているため半袖などを着ると非常に目立ちます。
20代以降になると自然と減少したり治ったりすることが多いのですが、多感な10代によく出来やすいため悩んでいる女性も多いです。
ブツブツの対策法とは
気になる二の腕のブツブツの対策法を紹介したいと思います。
優しく洗うようにする
小さいぶつぶつが二の腕にたくさんできると手で触ると引っかかる感じがするのでスポンジなどでゴシゴシこすってしまいがちですが、二の腕を洗う時は優しく刺激を与えすぎないように気をつけるのが大切です。
ブツブツをなくそうと強く擦ってしまうとこすることで肌表面の肌細胞が剥がれてしまったり、本来必要なバリア成分などが洗い流されてしまうため乾燥や敏感肌の原因となります。
二の腕にブツブツが出来ている時は洗浄力は中程度〜弱めのボディソープにして肌表面のバリア機能を整える事をイメージしましょう。
ナイロン製などのアカスリで身体を洗っているという方は綿や肌触りが柔らかく低刺激のものがおすすめです。
入浴剤でケアする
昔から湯治と言って温泉に長期で滞在してトラブル改善をはかる方法がありますが、毎日使う入浴剤を変えるだけでも対策が可能です。
二の腕のブツブツの原因で多い毛孔角化症などは毛穴が角質で塞がることでブツブツができるため、角質の除去効果が高い入浴剤がおすすめです。
古い角質の除去がしっかりできないと角質粒などの原因にもなるため、二の腕のブツブツ対策全般に効果的といえます。
入浴剤の種類としては炭酸水素などが含まれている入浴剤は古い角質の除去効果が高いため美肌ケアに最適です。
保湿剤で徹底保湿
二の腕の皮膚は顔の皮膚と比べるとバリア機能も高く丈夫ですが、やはりケアをしないと年齢とともに潤いが低下したり弾力も低下してきます。
肌の潤いが低下すると二の腕のブツブツを引き起こす皮脂欠乏性湿疹などを起こしやすくなるので、乾燥の強い時期は意識してケアする必要があります。
最近では全身用の保湿ジェルも販売されていますし、大容量で安い顔用のオールインワンで代用するのも効果的です。
とにかく二の腕のブツブツを防ぐために重要なのは水溶性保湿成分の補充と、仕上げに油分でフタをするケアが重要です。
ピーリングで汚れをしっかりオフ
普段身体を洗う時はとにかく強くこすりすぎないようにすることが大切ですが、週に1〜2回ピーリングジェルで古い角質のケアをするのは有効です。
ピーリングはすると肌表面に付着している古い角質を除去して肌のターンオーバーのサポート効果が期待できるので、ピーリングで不要な角質を除去することはブツブツ予防には効果的です。
ピーリングによって固くなった古い角質を除去するとその後の保湿剤などの浸透も良くなるので、保湿剤の入り方が足りないと感じた時の対策としてもおすすめです。
紫外線対策の徹底
二の腕のブツブツ対策で重要なのが紫外線対策です。
紫外線を浴びることで肌は紫外線から身を守ろうと角化がすすんだり、紫外線によって肌細胞が影響を受けて肌の健康を維持しづらくなります。
Tシャツやノースリーブなどは肌に直接紫外線があたるため、日焼け止めや飲む日焼け止めでしっかり紫外線対策をしておくことが必要です。
酷い時は市販薬の活用も
あまりにも二の腕のブツブツが酷くて気になる場合は市販されている二の腕のブツブツケア用の市販薬を使用するのも対策として有効です。
二の腕のブツブツケア用市販薬には固くなり毛穴周囲を塞いでいる角質を軟化させたり、除去する効果があるためコツコツ続けることで症状の緩和が期待できます。
中には肌のターンオーバーを促進したり、ピーリング効果を持っているものもあるので自分の症状に合わせて市販薬を活用するのは二の腕のぶつぶつを早く治すために効果的です。
病院での治療の種類
二の腕のブツブツに困って皮膚科を受診する女性は非常に多く、治療法もいくつかありますので紹介したいと思います。
塗り薬や内服薬
皮膚科に行くと最初にすすめられる治療は内服薬や塗り薬による治療方法です。
塗り薬は厚くなった角質を柔らかくしたり溶かす効果があるタイプがよく処方されます。
塗り薬による治療効果は弱く二の腕のブツブツが酷いとあまり改善効果が得られないため、様子を見ながら他の治療法などを行う方も多いです。
ケミカルピーリング
肌トラブルの治療として効果的なのがケミカルピーリングという薬品を肌に塗ることで表皮などを剥がす治療です。
日本では比較的浅い表皮近くの皮膚を剥がすタイプが多く、二の腕のブツブツ以外にもニキビの治療にも使用されます。
ケミカルピーリングは改善効果が高いですが、長期間に渡り通院が必要になる事が多いため時間とお金がかかります。
レザー治療
美容皮膚科など自由診療でよく行われるのがレーザー治療です。
レーザー治療は塗り薬やピーリングは皮膚表面に対して治療を行っているの対し、レーザーは皮膚の奥まで効果を与えて根本からの治療を目指します。
レーザー治療はお金がかかるデメリットはありますが、少ない回数で高い改善効果が期待できるため多少お金がかかってもいいから二の腕のブツブツを根本から治療したいという方に向いています。
二の腕のブツブツ対策ケア用品ベスト5
二の腕のブツブツ対策に実際効果があるケア用品をここでは紹介したいと思います。
艶つや習慣
艶つや習慣
効果 価格:4,104円 ⇒ 初回3,693円 |
艶つや習慣は元々首や太ももなどにできやすい角質粒対策に特化したスキンケアです。
角質粒の原因も角質が原因のため、角質関連が原因で起きているブツブツのケアには最適です。
全身用オールインワンなので大容量でたっぷり使えるので顔から腕、足まで全身しっかりケアできます。
潤い成分・ハリ・キメ・柔軟性・角質ケアの5つの効果があるため手軽に二の腕を綺麗にしたいという方に向いています。
ぷるきら生活
ぷるきら生活
効果 価格:4,320円 ⇒初回2,160円 |
ぷるきら生活は身体の中からケアするタイプの美容サプリで、こんにゃくセラミドを中心に肌をプルプルの潤いあふれる状態に導きます。
特にアトピーなどで二の腕にブツブツが出ている方には最適です。
セラミドは失いやすい美容成分で不足すると肌のバリア機能低下を起こします。
セラミドを毎日補ってあげることで肌のバリア機能を高め肌を健やかな保ちやすくなるため、根本からケアしたい方に最適です。
草花木果 ふき取り化粧水
草花木果 洗い流し不要の洗顔うるおい水
効果 価格:1,500円
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草花木果のふき取り化粧水が以外にも二の腕ケアに使えたので紹介します。
もともとこの草花木果ふき取り化粧水は朝の洗顔代わりにコットンで拭き取るだけで不要角質を除去して潤いを与える化粧水です。
管理人も顔だけに使っていたのですが、コットンに残っている化粧水がもったいないのでブツブツが気になる二の腕もふき取りケアし始めたら二の腕に出来ていたブツブツがポロッと取れるようになりました。
元々角質クリア効果があるふき取り化粧水なので、二の腕のゴワつきやプツプツが気になっている時は顔のケアが終わった後についでに二の腕も拭き取りすることで一緒にケアできて良かったです。
薬用ホットタブ
薬用ホットタブ
効果 価格:2,700円 ⇒定期2,430円 |
薬用ホットタブはここまで紹介してきたスキンケア用品ではなく、入浴剤です。
タブレットタイプの入浴剤で古い角質を除去する効果や毛穴の汚れをとる効果が期待できます。
入浴剤として使うと全身のケアが手軽にできるのでお風呂に入るついでにケアもしたいという方に向いています。
実は入浴剤として以外にも朝の洗顔のお湯として使うことでツルツル美肌効果が得られるなど用途が広いので二の腕だけでなく全身のケアがしたい方に最適です。
ニノキュア
ニノキュア
効果 価格:1,260円 |
ニノキュアは第三類医薬品でドラッグストアなどで買える市販薬です。
二の腕にできるブツブツに特化した医薬品で、溜まってしまった角質除去効果やターンオーバーの活性など効率よく効果を発揮してくれます。
尿素により固くなった角質を軟化させて除去しやすくし、血行促進こうかで旗のターンオーバーを活性化します。
そして二の腕のブツブツに多い赤みを抑える抗炎症作用効果で赤みを抑えて気になる二の腕のブツブツに効果を発揮してくれます。
ブツブツを悪化させる悪習慣
二の腕のブツブツ気づいたが最後、気になってしまってついつい触ってしまう!という方も多いのではないでしょうか?
ここでは二の腕のブツブツを悪化させてしまう悪習慣をまとめて紹介します。
ブツブツを爪で潰す
二の腕に出来た角質粒や角栓を爪でつまんで無理やりちぎったり、潰したりするとそこからバイキンが入って化膿したり腫れたりする事があります。
ブツブツを早く良くしたいならとにかく潰さずに優しくケアする事が重要です。
爪は自分で思っている以上にばい菌もついているので、できれば手で触らず気になったら薬やケア用品を塗るのがおすすめです。
ナイロンタオルでこする
お風呂に入った時に必要以上にナイロンタオルでゴシゴシするのは控えたほうが良いでしょう。
ナイロンタオルで強くこするとその部分の表皮が剥がれてしまい外部からの刺激に対して弱くなってしまいます。
更にバリア機能も低下してしまうため、乾燥しやすくなり肌荒れが起きやすい悪循環を作り出します。
ブツブツが気になる時はナイロンタオルでのケアは控えて、優しい綿などのタオルで洗うようにしましょう。
保湿をサボる
ブツブツなど肌荒れトラブルがなかなか治らないという方の多くはよく話を聞くとケアが面倒でたまにケアをサボったり、夜だけしかケアしないなど用法を守らない人がとにかく多いです。
どんなに良いスキンケア用品や薬でも決められた使用法を守らないと効果は期待できません。
保湿ケアお同じで、二の腕のブツブツをしっかりケアしたいなら朝と夜の最低2回はしっかり二の腕の保湿ケアをするように心がけましょう。
食習慣の乱れ
やはり肌のケアに欠かせないのがビタミン類の摂取です、特にビタミンCは美肌に欠かせない成分なので積極的に摂っておきたい成分と言えます。
食習慣がお肉中心だったり、ファストフードが多いとどうしてもビタミン類が足りなくなってしまい肌が乾燥しやすくなったり、皮脂分泌が増えたりする原因となるので食習慣は意識して整えることが必要です。
まとめ
二の腕にできるブツブツは角質の異常やアレルギーなどいろいろな要因によって引き起こされることがあります。
・乾燥による皮脂欠乏性湿疹
・日光湿疹
・毛孔性苔癬(毛孔角化症)
・古い角質による角質粒
20代以前の若い世代位多い二の腕のブツブツの大半は毛孔性苔癬(毛孔角化症)によることが多いのが特徴です。
二の腕のブツブツ対策としては清潔・保湿・低刺激・角質除去の4つがとにかく重要となります。
ブツブツと手で触るとどうしても気になってしまうと思いますが、少しでも早く状態を改善するためには根気強くケアを続けるのが近道です。
短期間で改善をしたい場合は美容皮膚科などで行っているレーザー治療が最も効果が高く根本的な改善効果が高いので、長い間悩んでいるという方は美容皮膚科で相談してみるのもおすすめです。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。