ドラッグストアなどでよく見かけるちふれの美白美容液、青のVCと赤のWの両方を購入して本音の口コミをまとめてみました。
美白美容液と言えば相場は1万円前後のものが多いと思いますが、ちふれは1,000円前後と美白美容液の中では破格の価格帯です。
プチプラ価格でもしっかり美容液としての効果や美白力はあるのか検証してみました。
もくじ
ちふれ美白ラインの種類
ちふれの美白シリーズは現在、青のVCシリーズと赤のWシリーズの2ラインがあります。
青のVCシリーズは化粧水・乳液・美容液の3展開.
赤のWシリーズは化粧水2種類・乳液・美容液の4展開があります。
更に美白クリームとしてARという赤いパッケージのクリームも販売されています。
ちふれ美白ライン
青のVCライン
美白化粧水VC・美白乳液VC・美白美容液VC
赤のWライン
美白化粧水Wしっとりタイプ・美白化粧水W・美白乳液W・美白美容液W
美白クリーム
美白クリームAR
今回購入したのは青と赤の美白美容液なので早速違いや特徴などをチェックしていきたいと思います。
美白美容液青と赤の違い
美白ラインでもちふれには青と赤の2ライン用意されています。
青のVCラインの特徴
美白ケアと肌荒れケア両方することで透明感あふれるきれいな肌へと導きます。
美白成分 | 安定型ビタミンC誘導体 |
肌荒れ防止成分 | グリチルリチン酸2K |
保湿成分 | ヒアルロン酸・トレハロース・油溶性甘草エキス |
その他 | 医薬部外品・無香料・無着色・ノンアルコール |
価格 | 800円 |
赤のWラインの特徴
ダブルの美白処方でしっかり美白!輝くような澄んだ肌へと導きます。
美白成分 | アルブチン・安定型ビタミンC誘導体 |
保湿成分 | ヒアルロン酸・トレハロース |
その他 | 医薬部外品・無香料・無着色・ノンアルコール |
価格 | 1,100円 |
青と赤の美白美容液を比較して特徴などを見てみると、青は美白成分も含んだ肌荒れケア向きなタイプで、赤は美白に特化したラインだと分かりました。
確かに乾燥肌やニキビなどの肌の炎症がある時ってただの美白美容液を使っていると肌の治りがイマイチ遅く感じる事がありますよね。
その点ちふれの青シリーズは抗炎症作用があるグリチルリチン酸2Kと安定型ビタミンCが配合されているので肌のケアをしながら美白ケアが出来て一石二鳥です。
赤の美白シリーズはとにかく美白効果を求める方向きで美白効果で有名なアルブチンと安定型ビタミンCのダブル処方で本格的な美白ケアができそうです。
ちふれ美白美容液を買って効果を検証
実際に近所のドラッグストアでちふれの美白美容液、青と赤を買ってきて使用感など検証してみました。
ちふれ青の美白美容液VC
ちふれの青の美白美容液VCは30ml入りの手のひらサイズで持ち運びなどにも便利です。
キャップがついているプッシュタイプの容器なのでポーチなどに入れて持ち運ぶのにも適してます。
使い心地
実際に使ってみた使い心地は肌につけた瞬間はツルッと滑るように伸びますが、時間とともに肌にしっとりと吸い付くような使用感に変わります。
1プッシュで顔の2/3くらいは塗れるので2プッシュでまんべんなくしっかりとケアできます。
顔全体に馴染ませると手のひらに吸い付くような保湿感を感じますが、使用量が少なめだと時間とともに肌表面のベタつきは落ち着くのでメイク前の20分くらいに使っておけばメイクよれの心配もなさそうです。
配合成分
ちふれの良いところは化粧品に配合している成分を全成分しっかり分量まで表示しているところです。
配合成分をチェックしてみるとアルコールフリーということでエタノールなどは使用されていませんでした。
濃グリセリンやBGなど保湿力を高める成分が多く配合されており、有効成分であるビタミンC誘導体は医薬部外品は上限が3%ですが、ビタミンC誘導体特有のキシミやツッパリ感を軽減するためか2%にとどめていました。
もう一つの有効成分であるグリチルリチン酸2Kは100gあたり0.5%未満の配合量に留める事が薬事法で規定されているため、30mlで0.1%とギリギリの配合量となっています。
美白効果は実感できたのか
美白美容液ということであまり保湿力や抗炎症効果は期待していなかったのですが、思っていたよりも保湿力が高くて驚きました。
肝心の美白効果ですが、肌は適度に保湿されて炎症も時間とともに少し抑えられたのを感じましたが、美白効果は正直分かりませんでした。
使っていて肌が整う感じはありますが、目に見えて肌への効果を実感できた!というレベルではないです。
使用感も20分程度すると美容液が肌に馴染んでサラッとしますが、そのまま3時間ほどすっぴんで様子をみると徐々にベタつきが出てきたので、ベタつきが気になる方には好き嫌いが分かれそうだと思います。
使ってみた本音の口コミ
実際に使ってみて感じたのは正直、美白美容液と言うよりはニキビなどの炎症性の肌荒れを沈静化させるのに適した美容液だと思いました。
ビタミンC誘導体は美白効果だけではなく皮脂の抑制やコラーゲンの生成をサポートする効果があるので、美白というより肌荒れで困っている方にオススメしたい美容液だと思いました。
肝心の美白効果は正直使っていても変化を感じずに、肌荒れに対する変化のほうが実感できたので美白美容液としての評価は値段なりというのが私の正直な口コミです。
愛用者のリアルな口コミ
プチプラコスメということで実際に使っている方も多いので早速口コミを見てみました。
良い口コミ
引用元:@COSME
引用元:@COSME
引用元:@COSME
ちふれの美白美容液VCシリーズの口コミを見ているといい口コミの多くは美白効果より、保湿効果と肌荒れへの効果について書いているものが多かったです。
私自身も正直、美白効果はあまり実感できませんでしたが肌荒れに対する効果と保湿効果は結構優秀だなと思ったのでこの値段なら普段使いにたっぷりつかうのもありだと思います。
悪い口コミ
引用元:@COSME
引用元:@COSME
引用元:@COSME
悪い口コミの多くは美白美容液を肌につけた後のベタつき感が気になる人が多かったようです。
確かにつけた直後は手のひらに肌がついてくるくらいしっとり感が強いです。
@COSMEの全体評価も星3.6と低めだったので価格は安いですが美白効果という面では物足りないと感じている方が多かったように思います。
ちふれ赤の美白美容液
青の美白美容液に続き使用してみたのが赤の美白美容液Wシリーズです。
こちらの美白美容液も基本は青の美白美容液と同じで30mlのコンパクトサイズで、キャプ付きのプッシュタイプになっています。
価格が青が800円だったのに対して赤は1,100円と少しお高くなっている分美白成分が強化されています。
使い心地
青の美白美容液と赤の美白美容液を顔の半分ずつに塗って経過を見てみました。
青の美白美容液は先ほど紹介したように肌荒れに対する効果が1番実感できましたが、赤の美白美容液は時間の経過とともにベタつきが気になりました。
なんとなくイメージ的に赤の方が保湿力が高そうなイメージを持っていたのですが、しっとり感で言うと青の美白美容液のほうが強かったように思います。
美容液自体は透明のとろみがある液状なので肌への伸びはかなりいいですが、しっとり感が強いので肌になじませた後もペタペタする感じがしばらく残ります。
配合成分
赤の美白美容液Wシリーズの全成分をチェックしてみました。
先に紹介した青の美白美容液と比較すると有効成分がグリチルリチン酸の代わりにアルブチンが入っているくらいでその他の成分に大きな変化はありません。
保湿成分の配合量をチェックしてみるとトレハロースやBGの配合量が下がっており青の美白美容液よりも保湿成分が控えめになっているイメージでした。
ビタミンC誘導体とアルブチンは美白に対して非常に相性がいいと言われている成分なので、成分的には美白ケアを重点的に行いたい方には赤の美白美容液Wシリーズのほうがおすすめです。
美白への効果
青の美白美容液と同様で保湿力は高めで乾燥が強い時期でなければ化粧水とこの美容液でケアを終了させてもいいくらいです。
肝心の美白効果はやはり目に見えて実感するという感じではなく、翌朝も肌が潤ったことでカサつきはなくなりましたが、肌のトーンアップというほどの変化は感じませんでした。
今回は3週間ほど使って様子をみてみましたが、肌荒れを起こすことはなかったですが効いているのかどうかよく分からないので、安くてもコツコツ続けるのがちょっとしんどく感じます。
やはり美白美容液は使い始めてから何らかの効果を実感できるタイプでないと頑張って続けよう!とモチベーションを維持するのが難しいなと感じました。
使ってみた本音の口コミ
良い点は保湿力があって価格が安く身近なドラッグストアなどで買えるのが魅力だと思いました。
美白効果で言うと使っていても肌が明るくなるような実感は特になく、可もなく不可もなくといった感じです。
やはり1,000円だとデパコスのような数回使うだけでも肌がトーンアップするような効果は期待してもダメなのかな…というのが本音の口コミです。
価格が安いのでまだシミなどがない10代や20代前半の若い方はシミ予防でつかう分には良いかもしれません。
愛用者のリアルな口コミ
青の美白美容液はアットコスメでの評価もあまりパッとせず価格が安いのがとにかく売りという感じでしたが赤の美白美容液はどうでしょうか。
良い口コミ
引用元:@COSME
引用元:@COSME
引用元:@COSME
ちふれの赤の美白美容液はアットコスメの評価も総合で4.5と青タイプより評価が高めでした。
やはり皆さん価格が安いという点でかなり評価しているようです。
実際の美白効果については色素沈着や傷跡などに使っていると少しづつ薄くなるのを実感したというものがありましたが、シミなどへの効果については書かれているものを見かけませんでした。
悪い口コミ
引用元:@COSME
引用元:@COSME
引用元:@COSME
口コミの評価がイマイチというモノの多くはやはり美白効果が実感できないというものが多かったです。
悪くはないけど美白に対しての効果も実感できないので使っていても微妙かな…という感じの口コミが目立ちました。
保湿力があるとろみのある美容液なので独特のペタペタ感が好きになれなかったという方も多くいました。
それぞれの良いところ悪いところ
実際にちふれの美白美容液VCとWのシリーズを使ってみて分かった良いところと悪いところはまとめてみました。
良いところ | 悪いところ | |
美白美容液VC(青) |
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美白美容液W(赤) |
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青と赤の共通項目 |
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良いところは2つとも共通していて価格が安くドラッグストア等近場で買えるところが他の口コミでも評価されていました。
中には効果があまりわからないのに1,000円は逆に高く感じるというものもあり、美白美容液に効果を求めるのか、コスパを求めるのかで評価が変わる美容液だと思いました。
他の美白美容液と比較した評価
管理人は今までデパコスと言われるDiorやエスティーローダ、SKⅡなど色々な美白美容液を使ってきましたが、今回購入したちふれの美白美容液を他の商品と比べると正直効果が物足りない感じがありました。
ちふれはコスパ重視派にはおすすめ
今回購入して検証した結果、ちふれの美白美容液はコスパ重視であまりシミやくすみで悩んでいなく、これからの予防のために美白美容液を探している方にはおすすめです。
青の美破棄美容液VCは美白よりも肌荒れに効果を実感できたので、ニキビなど炎症性の肌荒れで悩んでいる方は試しに使ってみるのはありだと思います。
赤の美白美容液Wは美白に特化した美容液なのですが美白効果を実感しにくいので、予防目的で使いたいという方にはおすすめです。
美白美容液選びで重要なポイント
美白美容液を選ぶ際に抑えておきたい重要なポイントをここでは紹介します。
美白で抑えておきたい3つの成分
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体と言えば美白化粧品には必須と言っていいほど含まれていることが多い成分の1つです。
ビタミンC誘導体はアルブチンなどと一緒に配合することで効果を高めたりするので、単体で使用するよりも相性のいい美容成分と組み合わせてつかうことでより美白効果を発揮します。
タイプも水性タイプから油性タイプなどあるため色々なタイプの美白美容液などに配合しやすいためよく見かける成分の1つでもあります。
トラネキサム酸
トラネキサム酸は抗炎症作用を持っていることから医薬品などとしても使われている成分です。
トラネキサム酸が美白成分の中でも抑えておきたい成分と言われている理由が、肝斑(かんぱん)に対しての美白効果もあると言われているからです。
30代以降のホルモンバランスの変化によるシミなどでお悩みの場合はトラネキサム酸を配合しているタイプの美白コスメがおすすめです。
アルブチン
肌の漂白剤の異名で有名なハイドロキノンの誘導体と言われているほど美白効果が高く、特にα−アルブチンは美白効果が高いことで知られています。
一般的な美白美容液などに配合されているアルブチンはβ型のアルブチンのためα型よりも美白効果が弱い特性があります。
最近話題の注目成分
フラーレン
最近エイジングや美白の分野で注目されている成分が強い抗酸化作用を持ったフラーレンです。
まだ研究途中の成分でもあるため成分自体が貴重なのでフラーレン配合のコスメはあまり出回っていないようです。
デメリットとしては成分が貴重なためフラーレンを配合するスキンケアなどは高額になりやす傾向があるようです。
選び方次第でエイジングと美白両方できる
年齢を重ねるとどうしても目の周りなどに細かなシミやくすみが出てくるようになります。
美白美容液などの多くは美白に特化したビタミンC誘導体やアルブチン配合のものが多いですが、最近ではエイジング効果も期待できるフラーレンのような成分も出てきました。
実際に管理人が愛用している美白美容液はBIHAKUというフラーレンを配合している美容液です。
ビタミンC誘導体やフラーレンなど美容成分を沢山配合した,珍しい美容液型のオールインワンなので化粧水で整えた後はこれだけつければケア完了です。
BIHAKUのように選び方次第で美白もエイジングも一気に両方できる美容液もあるので、美白美容液とエイジング系美容液で迷っている方は是非参考にしてください。
合わせて使いたいインナー美白ケア
最後までお付き合い頂いたお礼に美白ケアをより効果的にするためのインナーケアアイテムを紹介します。
とにかく美白効果を高めてくすみのない透明感のある素肌を目指すなら抑えておきたいのが「ホワイトピュア」です。
ビタミンCやL- システインはもちろんビタミンB類も配合しているので美白ケアや疲労感の緩和など毎日忙しく過ごす女性にとって嬉しい成分が配合されています。
頑張って続けると本当にシミが薄くなってくるのでスキンケアで消えない頑固なシミで悩んでいる方にオススメしたい医薬品です。
ドラッグストアなどで売っているハイチオールシリーズとも比較しても配合されている成分量が圧倒的に多いので強力なシミ対策をしたい方に最適です。
まとめ
今回ドラッグストアなどで手軽に買える事が売りのちふれ美白美容液、青と赤を両方購入して比較してみました。
口コミの多くも安さが1番に来て、次に保湿力、最後に美白効果みたいな感じでした。
とにかく安く美白美容液を買いたいという方には最適ですが、30代以降の肌へのトラブルを抱えている方には正直あまりオススメしません。
やはり美白美容液は配合されている美容成分などでも効果の実感に差が出るので、本格的なシミやくすみのケアをしたい方は美白有効成分を多く含んだタイプの美容液がおすすめです。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。