繰り返しやすい子供のアトピーケアの為に販売されているアトピタという入浴剤が大人アトピーに良いと聞き早速購入してみました。
アトピタ入浴剤で本当にアトピーによるひどいかゆみや肌荒れを防ぐことができるのか、大人アトピーに悩まされている方必見の口コミまとめです。
「夜中にかゆくて目が覚めてしまう…」、「子供がアトピーですぐに掻くので何をするにもとにかく大変…」そんな悩みを持っている方の助けになればと思います。
アトピタを買った理由
今回なぜアトピタを購入したかというと、主人が子供のころから重度のアトピーで秋から冬にかけては正直無事な皮膚がないくらいに全身ただれて初対面の方はビックリするくらいアトピーが悪化します。
アトピーようスキンケア用品や地元でも有名な皮膚科などとにかくできる限りの方法でアトピー改善の努力をしていますが30歳を過ぎた未だにアトピーで悩まされています。
特に最近は夜中も全身のかゆみがひどく布団は血まみれなかなか本人も私も寝れない状態が続いていたので、とにかくアトピーに効果がありそうなものを手当たり次第試してみようとアトピタを買ってみました。
アトピタとは
アトピタとは丹平(たんぺい)製薬という製薬会社から販売されている肌トラブルに悩む赤ちゃんとお母さん向けの商品です。
今回紹介する入浴剤以外にもミルキィローションやせっけん、シャンプーなど入浴系アイテムからスキンケアアイテムまで展開があります。
今回購入した入浴剤は薬用保湿入浴剤なのでお風呂に入れて使うことでしっしん・荒れ症・あせもなどの肌トラブルへ効果を発揮してくれます。
無香料・天然色素使用・防腐剤無添加の低刺激処方で刺激に弱い赤ちゃんの入浴剤としても使えます。
アトピタで期待できる効果
アトピタの入浴剤で期待できる効果としては以下のものがあるようです。
・お風呂上り後の保湿効果
・炭酸水素Naによる肌の洗浄効果
・ヨモギエキスによる消炎、抗菌効果
アトピーは自己免疫系の不調によっておきる症状で強い炎症やかゆみが特徴です。
そのため抗炎症作用や肌の潤いを守って保護する効果がある入浴剤を使うことでアトピーによる肌荒れを予防を目的とした入浴剤です。
残念ながら医薬品ではないのでアトピーの改善を促すような入浴剤ではなく、あくまでも肌荒れを予防するスキンケア的な効果が期待できる入浴剤です。
実際にアトピタを購入して使ってみました
アトピーが全身に出て3週間目にようやくアトピタが自宅に届いたので早速使ってみました。
アトピタは散剤タイプで溶けやすい
なんとなくアトピーやスキンケア系入浴剤では液状のとろみが強いタイプの入浴剤が多かったのでアトピタも液状だと思っていたら粉末の散剤タイプでした。
粒子が細かくてお湯に入れるとパーッと散らばって溶けていくので入浴直前に入れても十分間に合います。
粉末もヨモギをイメージした緑色でお湯に溶けると緑茶みたいなグリーンになります。
香りはまさにヨモギ
アトピタを使うときに蓋を開けるとすぐにヨモギの香りがしてきました、配合成分にヨモギエキスが使われているのでその匂いだと思います。
草餅に似た匂いがするので好き嫌いが分かれると思いますが、管理人はそれほど嫌いなニオイではありませんでした。
お湯の肌触りは割と普通
高保湿系入浴剤の多くはエモリエント効果を高めるために油性成分を配合したり、保湿成分を多く含ませているので肌触りがとろっとした滑らかなものが多いのですが、アトピタはあまりお湯の肌触りの変化は感じませんでした。
正直どちらかと言うと薬湯に近い感じで保湿力がそんなに高い入浴剤とは思えませんでした。
成分的には問題ないのか
赤ちゃんでも使える無添加系低刺激入浴剤として販売しているので実際に配合成分をチェックして本当に低刺激なのか見てみました。
【薬用成分】炭酸水素Na、グリチルリチン酸2K、ヨモギエキス 【その他】硫酸 Mg、流動パラフィン、シア脂、ステアロイルグルタミン酸 Na、無水ケイ酸、オレンジ油、リボフラビン、POEラウリルエーテル、シャクヤクエキス、銅クロロフィリン Na、ラノリン脂肪酸コレステリル、オウゴンエキス、ジオウエキス、オウバクエキス、エタノール、BG
全成分を見てみると薬用成分としては肌の洗浄効果がある炭酸水素Naや抗炎症作用で有名なグリチルリチン酸2Kなどが配合されてます。
保湿成分としてはラノリン脂肪酸コレステリルが使われているようでこの成分によってエモリエント効果が期待できるようになっています。
実際に使ってみた口コミ
実際にアトピタ入浴剤を使ってみた正直な口コミとしては名前は凄くアトピーに効きそうだけど、実際使ってみると普通のヨモギの薬湯といった感じです。
そもそもアトピタという名前なのでアトピーに向いている入浴剤だと思い込んでいましtが、よく見ると公式サイトにもパッケージにも一言もアトピーに効果があるとは書いていません。
このことを考えると確かにお風呂上りに時間がたっても乾燥があまり気にならなかったので乾燥肌対策としては十分に効果がある入浴剤と言えそうです。
正直管理人はアトピーによる肌荒れやかゆみを少しでも緩和してくれるかな~と思って買ったので期待していたような効果は得られず残念でした。
実際の愛用者の口コミ
アトピタという名前なので管理人のようにアトピーに効くと思って買っている人がいないか口コミをチェックしてみました。
良い口コミ
引用元:Amazonレビュー
やはり赤ちゃんから使える入浴剤ということで子供の為に購入して使い始めたという方が多かったです。
以外にも私のようにアトピーへの効果を期待していたのにガッカリという方はあまり見かけませんでした。
悪い口コミ
引用元:Amazonレビュー
悪い口コミはヨモギ独特の色が浴槽について掃除が大変だったというものから、期待していたほど保湿効果など実感には至らなかったという口コミがいくつかありました。
Amazonでのレビューは★3.7と高めの評価だったので敏感肌などで低刺激の入浴剤を探している方は使ってみる価値はあると言えそうです。
アトピーで悩む人の入浴剤選びで大切なこと
今回アトピタを購入してみて改めてアトピーで悩んでいる人が入浴剤選びで大切にしたいポイントをまとめてみました。
低刺激・無添加のものを選ぶ
とにかくアトピーは自己免疫が過敏な状態になっていてちょっとした刺激でも肌に炎症が起きて大変なことになります。
人工的な化学成分や添加物が入っている入浴剤だと全身に刺激を起こすきっかけになることもあるのでとにかく低刺激で無添加に近い入浴剤を選ぶことが重要です。
抗炎症作用が入っているもの
アトピーで辛いのが赤くただれて搔いた部分がどんどん炎症がひどくなっていくことです。
そのため入浴剤を選ぶときもできれば抗炎症効果のあるグリチルリチン酸2Kや今回のようにヨモギなど炎症を抑える作用がある成分が入っているものがおすすめです。
入浴剤でどれだけ抗炎症作用が期待できるは微妙ですがないよりは入っている方が良いと思うので入浴剤選びの時は意識してチェックしてみると良いと思います。
潤い効果や保護効果があると良い
やはり肌荒れには潤い成分や肌の保護作用があるセラミドなどを含んだタイプの入浴剤がおすすめです。
エモリエント効果が高いと入浴後も肌から水分が蒸発して乾燥を起こすのを防いでくれるのでアトピー対策で入浴剤を探している場合は絶対にチェックしておきたいポイントです。
オススメの保湿成分としてはアミノ酸系成分や薬用植物系成分が配合されている入浴剤が良さそうです。
殺菌効果が高いものもおすすめ
アトピーで炎症が起きて肌を掻いてしまうと、掻いたその部分の表皮が剥がれて肌自体の免疫力が弱まります。
肌が傷ついた状態になると肌表面に存在する常在菌などによって肌荒れがジュクジュクと悪化することもあります。
そのためアトピーで掻いてしまってすでに肌荒れなどが起きている場合は殺菌効果がある成分を含んだ入浴剤も良いようです。
中には硫黄を主成分としている入浴剤に入ると一時的にかゆみが収まるのでアトピーがひどい時に使っているという方も居るようです。
まとめ
アトピーで悩む旦那の為に購入したアトピタでしたが、思っていたよりもアトピーへの効果は実感できずとりあえず使い続けています。
正直な口コミとしては普通によく売っている入浴剤の1つという感じで劇的な効果などは感じませんでした。
まだアトピタを使ったことがなくてお風呂上り後の乾燥が気になるという方は試してみる価値はあると思います。
私のようにアトピーのかゆみや肌荒れをどうにかしたいという方は買ってもあまり痒みへの効果は期待できなかったのであまり期待しすぎないほうがガッカリしなくていいと思います。
まだ他にもアトピーに良いと評判の入浴剤を注文しているので届き次第随時口コミをアップしていけたらと思います。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。