ノーベル賞を受賞した科学者によって発見された注目の成分として最近話題の旭研究所から販売されているフラーレンそれも生フラーレンというものを入手しました。
なんでも生フラーレンは貴重らしく平均15000~45000円ほどで業務用に販売されているのが今回4000円しないくらいの値段で購入することができました。
今回はこの生フラーレン原液というものを実際に使ってお肌に変化はあったのか生フラーレンを使った本音の口コミをまとめましたのでフラーレンを配合した化粧品に興味がある方は是非参考にしてください。
生フラーレンってなに?
最近よく聞くようになった成分フラーレンですが今回購入したのはなんでも非加熱の生フラーレンというもので、余分な成分を一切含まない原液タイプです。
そもそもフラーレンに生なんてあるのか疑問に思って調べた見たところ、ここでいう生フラーレンというものはスキンケア用品と配合させる際に加熱処理を加えていないので抽出した状態に近い形で密閉しているということだと思います。
今回ご紹介する旭研究所の生フラーレンは成分に水・BG・フラーレン・PVPのたった4成分しか含まれていませんので確かに加熱処理はしていないフラーレンを水に溶かしたタイプになっているようです。
生フラーレンの特徴とは?
最近DHCでも生プラセンタなどなんでも「生」とつけるとより効果的な感じがするのか原液などの美容製品が増加しているように思います。
今回買った生フラーレンについて少し効果や特徴について調べてみました。
フラーレンは安定性の高い成分
フラーレンといっても厳密にはいろいろな種類があり様々な用途に使用されています。
フラーレンは化学的に安定している物質ですが化学反応に富んでいるので化粧品や薬など多くの分野での利用が進んでいます。
そんな使いやすい物質なので今回の旭研究所の生フラーレンも加熱せずに溶解補助剤としてPVPを使用して水にフラーレンを溶かしただけの混じりっ気のない原液タイプを作れたんですね。
生フラーレンだとより効果的?
プラセンタでも加熱処理を通過させないことによって元々持っている有効成分を無駄なく使えるのが利点ですが、フラーレンでも同じようで加熱処理や何か特殊な処理を経過させていないほうがフラーレン自体の効果を得やすいのではないかということですね。
しかし生成過程などから考えると抽出したフラーレンの素を余計な処理を加えないことでフラーレンが本来持つ効果に影響を与えないというのは十分に理にかなったことだと思います。
なのでフラーレン単独の効果を得たい方にとっては生タイプのフラーレンは非常に向いている商品だといえます。
フラーレンが持つ効果は基本的に一緒
生フラーレンだから何か効果が違うということは現段階ではないようですが何せまだ研究段階の成分なので今後効果や副作用などが発見される可能性は十分にあります。
基本的にフラーレンの効果はその強い抗酸化作用が知られておりエイジングケアに効果的だといわれています。
他にもフラーレンは保湿力も高いようで肌を保湿しながら年齢肌を改善するなどといった目的にはぴったりな成分です。
生フラーレンでも効果は同じで、差としてあらわれるとしたら非加熱ということでフラーレンの作用がより強く感じることが可能かもしれないというくらいです。
実際に買って分かった効果や口コミ!
実際にコスメショップで旭研究所の生フラーレンというものを購入してみました。
業務用ということで容器はシンプル
生フラーレン原液ということでなんかすごく効果がありそうと思い購入しましたが、本来業務用らしく容器などは医薬品のような瓶にラベルが貼られているだけのシンプルなものでした。
実際に中身を確認すると
早速ふたを開けて中の液体を小さいコップに入れてみるともう、ホントに水といっていいくらい水っぽいです。
無色透明でサラサラとした液状、匂いもなく肌につけると水と同じく弾いて全然肌になじみません。
パッケージを確認すると
そういえばフラーレン製品には高濃度で配合されている製品にはフラーレンマークがあるんだった!と思い早速容器を確認してみると・・・
ん・・・?
なんだかフラーレンマークらしきものがありますが残念ながら私が調べた限りではこのマークの意味するものが分かりませんでした。
とりあえずフラーレンの含有量や濃度も書かれていないので、この生フラーレンがいったいどれほどフラーレンを含んでいるかは謎のままでした。
フラーレンマークがついている製品でもフラーレンの含有量は非常に少ないので、もしかしたら気休め程度にしかフラーレン自体配合されていないかも・・・と思ったりしました。
私が使って感じた本音の口コミ
今回生フラーレンの原液を買ったのは美白化粧品として使っている製品にもフラーレンが含まれておりすごく効果を強く実感できたからなんです。
実際使っている効果抜群だったフラーレン含有化粧品の詳細はこちらから⇓
なので生だとさらに強い美容効果を期待できるのではないかと思い購入してみたのですが、フラーレンの基準を満たしている証拠のラジカルスポンジマークがないなどフラーレンをどれくらい配合しているかわからず正直「やってしまったー!」と思いました。
実際に使用してみても成分を見たらわかるようにほぼ水ですので肌なじみは悪く本当にこれは肌に浸透しているのかよくわからないといった感じです。
旭研究所の公式サイトで確認しようとしても残念ながら公式サイトは見つからず結局詳しいことはよくわからないまま使っています。
原液ということで肌荒れなどを起こしたら怖いと思い手から使い始めましたが以前使っていたフラーレン含有の化粧品ほど肌への効果は分かりませんでした。
生フラーレンはこう使うと効果的
残念ながら生フラーレン単独で使用してもほとんど水のように肌表面で弾かれて肌に吸収されたのか蒸発したのかよくわかりませんでした。
そこで私が思いついたのがビタミンC誘導体を含んだ化粧水と一緒に混ぜて肌に使う方法でした。
今回私が一緒に混ぜて使った化粧品の詳しいレビューは下から確認できますのでチェックしてみてください。
実際ビタミンC誘導体がたっぷり配合された化粧水に2滴ほど垂らして使ったところ肌へ吸収されて化粧品単独で使用したよりも肌のふっくら感が増したように感じました。
なので旭研究所の生フラーレンのように成分の大半が水のような場合は単体で使うより化粧水などと混ぜて使ったほうが使い勝手は良さそうです。
総合評価
抗酸化作用が高いことで注目を集めているフラーレンですが、生フラーレンをわざわざ買うほど生フラーレンで得られる効果が分かっていないので正直、生かどうかを重要視するよりはフラーレンの含有量をしっかりと明記している製品やフラーレンマークを記載している商品を選んだほうがよさそうです。
今回生フラーレンの原液を使用してみて残念ながら期待していたような劇的な変化は見られませんでしたが使い方によってはアレルギー物質などが不安で市販の化粧品が使えない方などには使い勝手がいい製品だと思います。
最近のコスメストアではビタミンCの原液なども売っていますので原液を何個かかって自分の肌に合うオリジナル化粧水を作ってみるのも楽しいかもしれませんね。
私は実際に使ってみてやはり最初から効果や副作用がしっかりと確かめられているメーカーの安全性の高い商品のほうが肌につけるものはいいと思っているので総合評価としては★1つです。
化粧品や化学物質など知識を広く持っている方には自分でブレンドして様々な用途に利用できると思うので非常におすすめです。
やはり業務用ということで素人の私のような一般人が使うには正直使いにくいなという印象の商品でした。
シミに効果的な美白系化粧品ランキングも作りましたのでぜひ併せてチェックしてみてください。
女性ホルモンの神様編集部です!美容・ダイエット・サプリ系の記事を主に担当しています。最近はメイク系YouTuberの動画を見るのが趣味です。細心の注意を払って正しい美容知識をお届けできるようにしています。またすべての記事はコスメコンシェルジュ・美容家のYURIEさんの監修も入っています。