7月、8月と夏本番を迎える時期に気になるのが紫外線による肌や髪への影響ですよね。
実は紫外線は肌だけではなく髪へ大きな影響を及ぼす可能性があると医学界でも注目されているんです。
今回は夏の強い紫外線を浴びることで白髪が増えたり髪へ影響があるのかまとめました。
最近髪質が悪くなった、年齢の割に白髪が多いなど気になっている方はぜひ白髪対策の参考にしてください。
もくじ
夏の紫外線は強力
7月、8月と紫外線が強くなる時期は紫外線対策がとにかく重要となってきます。
紫外線にはUV-A・UV-B・UV-Cと大きく分けて3種類あり日常生活の中で特に問題となるのがUV-AとUV-Bの2つになります。
どちらも7月・8月が年間の中で紫外線量がピークになる時期なので夏の強力な紫外線をしっかり予防できるかが重要になります。
紫外線の種類を簡単チェック
先ほど登場した紫外線の種類の内私たちに影響を与えるUV-AとUV-Bの作用と特徴を簡単にチェックしてみましょう。
UV‐A(長波長紫外線)
UV-Aとは紫外線の中でも波長が長いもので長波長紫外線と言われています。
UV-Aは地上に降り注いでいる紫外線の約9割ほどを占めている紫外線で肌の奥や細胞まで届き酸化などの影響を起こすことで知られています。
肌表面への直接的な作用は弱いため毎日日差しを浴びていても目に見えて日焼けなどを自覚することは少ないですが、数年後などにシミやシワとして肌の老化を引き起こします。
UV-B(中波長紫外線)
UV-Aより波長が短いため肌の奥まで影響を及ぼす危険は低いですが代わりに肌表面に直接作用するタイプの紫外線です。
UV-Bは浴び続けることで日焼け症状の赤みやヒリヒリ感など起こし重度の場合は水ぶくれなど起こす場合もあります。
紫外線と白髪の関係とは?
皆さん気になっている夏の紫外線と白髪の関係は簡単に言うと紫外線によって髪の色素を作っている細胞が攻撃されてて上手く色素を作れない状態になることで白髪が増えると言われています。
紫外線は先ほど紹介したように細胞に直接作用して細胞を攻撃するタイプやじわじわと中に入り込んで作用するタイプ両方あります。
特に日常的に浴びているUV-Aは中でじわじわと作用を出すタイプなので去年は何ともなかったのに1年後急にシミや白髪が増えたなんてことを引き起こす可能性もあるんです。
顔やボディは日焼け止めでしっかりケアする方が多いですが意外と日差しを直接浴びる頭皮や毛髪の紫外線ケアまで徹底して行っている方って少ないんです。
髪の色はメラニン色素によってできる
自分の髪ってどうして今の色になっているのか不思議に思ったことありませんか?
海外だとキレイなプラチナブロンドと呼ばれるような白髪に似た金髪など髪の色は豊富なのに日本人の大半は黒や黒に近い茶が多いですよね。
メラニン色素と言うとどうしても嫌なイメージを持つ方が多いと思いますが実は紫外線から私たちを守ってくれる天然の紫外線ブロックなんです。
日本人の髪にはこのメラニン色素がコルテックスという繊維状の細胞の中にあり色を持つことで黒や茶といった色を出しています。
髪の細胞が傷つくと色が作れない?
先ほど触れたコルテックスという髪の中の大部分を占める細胞は髪の表面を覆うキューティクルのすぐ内側にあり野外などで紫外線を浴び続けること細胞のDNAが損傷したり色々ま作用を起こします。
最初は黒かったのに途中から白髪になっている毛たまに見かけますよね、それこそ紫外線などの影響で色素細胞が傷つき複製できなくなったことで起きた紫外線の影響による白髪かもしれません。
髪の細胞を守るためにできる予防法
とにかく頭皮や毛髪を紫外線から守るためには大きな要因となる紫外線を徹底的に予防することが大切です。
- 日傘や帽子などで日差しを遮る
- 飲む日焼け止めなどで体の内側から酸化を予防
- 日焼け止めスプレーなどで紫外線をブロック
- 細胞の修復を助ける核酸やアミノ酸などの栄養を摂る
お肌にも言えることですが紫外線からの影響を予防するには上記のような対策がおすすめです。
日傘や日焼け止めスプレーは結構多くの方が実践していると思いますがどうしてもスキができてしまったりと完ぺきではありません。
紫外線対策しないとこんなことも…
たかが紫外線と思って若いころから何十年とレジャーやアウトドアで日に焼け続けていると紫外線によって傷つき続けた細胞が数十年後がん細胞化して皮膚がんを引き起こすこともあるんです。
日本ではあまりピンとこない皮膚がんですがメラニン色素が弱い欧米の方では紫外線による健康への影響で恐れられている病気の一つでもあります。
紫外線はガンだけではなく老化も急速に早めますので若いうちにどれだけ紫外線から身を守れるかが年齢を重ねた時に差となって表れてくるのです。
この記事のポイント
・紫外線によって髪の細胞がダメージを負い白髪の原因に
・白髪はメラニン色素が上手く作れないことで発生する
・紫外線による白髪発生の予防には核酸サプリがおすすめ
紫外線から身を守るアイテムはコレ
地球上で生活している限り紫外線の影響を完全に受けずに過ごすことはほぼ不可能と言ってもいいでしょう。
しかし医学や化学は進歩しており紫外線の影響を最小限に抑えるサポートができるアイテムも販売されおりそのいくつかをここでは対策アイテムとして紹介します。
細胞を強力サポート核酸サプリ
聞きなれない方もいるかもしれませんが一部でエイジングなどにも効果があると言われている核酸サプリこれはオススメです。
核酸は様々な細胞の核となる重要な成分でもありますが年齢と共に劣化したり異常を起こして使い物になる量が減ってきます。
この核酸サプリでしっかり核酸を補うことで、たとえ紫外線を浴びてしまっても細胞のケアが期待できるというわけです。
飲む日焼け止め
定番中の定番、飲む日焼け止めは今年最も押さえておきたいアイテムと言っても過言ではないでしょう。
紫外線は年中通して常に降り注いでいますが多くの方は夏の間しか紫外線対策していませんよね。
飲む日焼け止めだと毎日コツコツ飲み続けるだけで年間通してしっかり全身の紫外線予防ができるので手間をかけずにしっかり紫外線予防をしたいと言う方にはおすすめです。
スプレータイプの日焼け止め
頭皮や毛髪に塗る日焼け止めは流石に付けれませんよね、しかしスプレータイプならワンプッシュで簡単に頭全体の日焼けを防止できます。
最近ではドラッグストアなどでもよく見かけるので急なレジャーのお誘いなどの時は日焼け止めスプレーをぜひ活用しましょう。
価格も1本1,000円以下で買えるものもあり手ごろで手間も塗るタイプよりかからないので夏の間1本あれば重宝すること間違いなしです。
頭皮のケアやパック
紫外線から頭皮や髪を守るだけではなく週に1回程度頭皮のメンテナンスを兼ねてヘッドスパなど頭皮ケアを取り入れるのも効果的です。
白髪が発生する原因には実は頭皮の血行不良も関係していると言われているので、紫外線で固くなった頭皮に柔軟性と血行促進効果を高めるためにも頭皮のケアやパックは重要です。
最近では美容室などでもヘッドスパを始めている店舗も多いのでカットついでに頼んでみるのも良いかもしれませんね。
この記事のまとめ
夏の強い紫外線を浴び続けると白髪が増えるってよもや都市伝説のような話だと思っていたら実は理にかなった事実だったんです。
特に7月と8月は何かと外で過ごす場面も多くなってくるので紫外線ケアは頭の先から足の先まで徹底しておきたいポイントですね。
- 日傘や帽子で日差しをガード
- 飲む日焼け止めで体の中から紫外線予防
- 核酸サプリで細胞修復をサポート
- 日焼け止めスプレーで塗りにくいい部分もカバー
自宅で簡単にできる頭皮や毛髪を守る予防法としては上記のような方法があります。
頭皮や毛髪だけでなく全身にも言える予防方法なのでこれからレジャーなど紫外線を沢山浴びそうだなと言う方は是非参考にして紫外線対策を行ってみてください。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。