ポーラ?資生堂?シワ改善にはどちらの化粧品がオススメ?徹底比較

シワ改善する美容クリームが販売されるようになり一気に盛り上がりを見せた化粧品大手ポーラや資生堂ですが、実際のところどちらの方がシワに対して効果を発揮するのか気になりませんか?

今回はなかなか比較しづらい大手コスメメーカーの売れ筋シワ対策コスメを徹底比較してリアルな口コミなどをまとめました。

シワが気になりだしたけどどんなスキンケア用品が良いのか迷ってしまう。こんな方の化粧品選びの参考にしていただけたらと思います。

管理人
今回比較するのはポーラから販売されているリンクルショットと今月販売された資生堂のレチノバイタルクリームV(エリクシールリンクルクリーム)の2つです。

 

シワを改善する美容クリームの特徴とは?

今回比較する2つのそれぞれシワに対して効果を発揮する特徴についてまずは比較していきます。

ポーラ「リンクルショット」
  • 日本初承認のシワを改善する薬用化粧品
  • ポーラ独自の医薬部外品有効成分ニールワンを使用
  • ニールワンによって真皮成分の分解・生成のバランスを整える
  • シワグレード3〜5までのシワに対応
資生堂「レチノバイタルクリームV」
  • 新効能認可しわを改善する医薬部外品
  • 医薬部外品有効成分純粋レチノールを配合
  • 純粋レチノールによってヒアルロン酸の生成を促進し水分量を高める
  • 肌の柔軟性を取り戻ししわを改善する

特徴としては上記のような特徴がそれぞれあり、しわを改善する美容クリームというのは両者同じですが有効成分はそれぞれ違っています。

ポーラのニールワンという成分はポーラの完全オリジナル成分なので今のところリンクルショットでしか試すことは出来ません。

資生堂のレチノバイタルクリームvも純粋レチノールという成分を配合させることで肌にうるおいを与えてしわを改善するといった美容クリームになっています。

管理人
レチノールは海外や美容皮膚科では使用されている成分でもありますので効果の程はある程度想像がつきやすいかなというのが特徴を比較した感想です。

成分を比較してみました

それぞれの特徴がわかったので配合されている原材料など成分について比較してみようと思います。

ポーラ
ニールワン、ジメチコン、メタクリル酸エステル樹脂粉末、架橋型ジメチコン、トリエチルヘキサン酸グリセリル、セリサイト、無水ケイ素
資生堂
レチノール、酢酸DL-α-トコフェロール、水溶性コラーゲン(F)、濃グリセリン、精製水、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、1.3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、エタノール、メドウフォーム油、ポリエチレングリコール1000、メチルポリシロキサン、アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、トリイソステアリン酸グリセリル、ベヘニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、ステアリルアルコール、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O .)、ジブチルヒドロキシトルエン、エデト酸三ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、酵母エキス(3)、無水エタノール、マリンエラスチン、クララエキス(1)、カノコソウエキス、フェノキシエタノール、香料、β-カロチン

まず2つを単純に見比べた印象としては資生堂のリンクルクリームの方が圧倒的に配合されている成分量が多いと分かりました。

リンクルクリームの方は元々成分として存在したレチノールをしわ改善用に研究し特殊な容器に封入したものなので従来のような美容成分を含んだタイプだと分かります。

それに対してポーラのリンクルショットはニールワンを独自に新たに研究開発した完成された成分なのでニールワンを中心とした最低限の成分のみを配合しているのがわかります。

しわのみに改善効果が得られればいいという方はどちらを選んでも満足できると思いますが、しわ以外にも潤いや肌の柔軟性を得たいという方には資生堂のリンクルクリームの方がよさそうですね。

しわに対するプロセスが違う

それぞれの美容クリームを比較した時に気になるのがやはりどうやってしわへアプローチするのかですよね。

管理人
ここでは一歩踏み込んでしわへのアプローチの方法について比較して検討していきたいと思います。

ポーラのリンクルショットは真皮に注目


ポーラのリンクルショットの最大の特徴であるニールワンはしわを作り出すメカニズムに着目して作られました。

管理人
しわができる原因として紫外線などのダメージや傷に好中球という白血球の一種が集まり、好中球が出す酵素が真皮を分解することでしわが発生するという理屈です。

 

この好中球から出る真皮の分解酵素を抑制する成分としてニールワンが開発され、毎日のスキンケアで使用することでしわの改善が期待できるというものです。

リンクルショットはニールワンのチカラを肌に与えてあげることで肌が分解されしわになるのを抑え、真皮の生成を促す事でしわを改善するというプロセスになっています。

資生堂のリンクルクリームは肌の潤いに注目

ポーラのリンクルショットが真皮内で起きている変化に注目したのに対して、資生堂のエリクシールリンクルクリームは肌の潤いに着目しました。

管理人
資生堂はしわができる原因として肌の根本的な潤い不足が深く関わっていると考えました。

 

純粋レチノールを肌に使うことで表皮角化細胞でヒアルロン酸の産生を促進し表皮内の水分量を高め固くなってしまった肌に柔軟性を取り戻すことでしわを改善するという技術です。

レチノールはもともと海外の美容皮膚科などでも使われることがある成分で肌のターンオーバーを早める効果もあります。

純粋レチノールを配合することで肌にうるおいを保ち肌が固くなることで起きるしわを改善するというのが資生堂リンクルクリームの特徴です。

しわへのプロセスはどちらも効きそう


一番重要なしわを改善するプロセスについて比較してみるとどちらの方法でも確かにしわへの効果は期待できそうで、これだけで判断するのは難しいですね。

管理人
ポーラのニールワンは今までになかった方法でしわに対してアプローチするのに対して資生堂の純粋レチノールは今まであった成分を独自に配合することでしわへ働きかけるというものです。

 

確かにレチノールは日本では規制されており化粧品などでも配合しているものはあまり見かけません。

しかしその効果は一部でニキビの治療薬として類似成分が使用されるなど肌をキレイにしてくれるのは確かです。

ニールワンの方も今までに無いアプローチ法でシワに対して効果を発揮するので今までの化粧品で改善できなかったしわへの効果が期待できそうなのでこの時点ではどちらも同じくらい期待できる商品といえるでしょう。

実際に使用してみて比較しました

成分や特徴などを比較した印象としてはとにかくしわだけにポイントを絞ってケアするのがポーラのリンクルショット。

資生堂のリンクルクリームはしわはもちろんですが肌の柔軟性にも効果が期待できるのでしわだけじゃなく肌の状態をケアしたい方に向いていると感じました。

使い初めて1週間で感じたポイント


両方とも販売直後に購入して毎日実際に使用してみて使用感などを比較してみました。

ポーラのリンクルショットはクリーム自体が結構固めの質感で肌に塗ってもサラッとして小じわなど細かな部分まで入り込んで埋めるような使用感でした。

資生堂のリンクルクリームはリンクルショットと比べるとかなりしっとりした水分量の多いクリームで肌につけると薄く均等につくような使用感です。

管理人
ポーラのリンクルショットは伸びの部分では資生堂のリンクルクリームに負けますが、濃密さではリンクルショットのほうが強く感じました。

 

詳しいレビューについては別記事で書いてますのでチェックしてください。

ポーラリンクルショットの効果とは?本音の口コミまとめ!

2017.07.11

リンクルショットとリンクルクリームどちらが買い?


実際に使用して変化を見て見た感じとしてはリンクルショットより資生堂のリンクルクリームの方が比較的早く変化として感じることが出来たと思います。

管理人
リンクルショットも確かに使い続けることで効果が得られますが、値段が高価なので毎月しっかり続けられるかが1番問題になると思います。

 

それに対して資生堂のリンクルクリームは価格もポーラのリンクルショットと比較して抑えられているのでとりあえず試してみたいという方には向いていると感じました。

正直シワに対する効果については両者とも使い続けることで確かに効果を実感できますので選ぶポイントとしては値段やクリームの質感等好みによると思います。

シワ改善美容クリーム比較まとめ

商品名 ポーラ「リンクルショット 資生堂「レチノバイタルクリームV
値段 16,200円(税込) 6,264円(税込)
内容量 20g 15g
有効成分 ニールワン 純粋レチノール・酢酸DL-α-トコフェロール
クリームのタイプ 硬めでサラッとした感触 しっとりした柔らかめで伸びが良い
改善までの期間(目安) 12周間で7割の方が目尻のシワが改善 9周間使用でシワグレードが0.75減
総合評価
管理人
値段を含め成分や研究段階で確認されている改善効果が期待できるまでなどまとめて見ると資生堂のリンクルクリームの方が優秀な印象でした。

 

しかし、資生堂のリンクルクリームの使用に関しては幾つか注意事項があり、肌の状態を見ながらの使用が必要になります。

またクリームを塗った後に紫外線に当たる事は避けなければならないのでリンクルショットと比べると仕様に関しては注意する点が多いのがデメリットといえるでしょう。

管理人
レチノール自体肌に対し効果が強いと言われているので肌が弱い方などはリンクルショットのほうが使いやすいかもしれません

この記事のまとめ

今年のはじめから販売されだしたシワを改善する美容クリームですが特に注目されているのがポーラと資生堂の2つです。

ポーラのリンクルショットは新成分ニールワンという成分によってシワができる原因を押さえ込む効果が期待できます。

資生堂のリンクルクリームはレチノールを配合することで肌の柔軟性を取り戻し肌のサイクルを整えることでシワを改善できるとそれぞれ効果のタイプが違います。

レチノールは肌への負担も多少心配されるので肌が弱い方は高価でも刺激の少ないリンクルショットがオススメですが、肌質が普通で安くシワ対策を始めたいという方には資生堂のリンクルクリームがお薦めです。

管理人
私自身は最初はポーラのリンクルショットは使用していましたが、毎日使うものなのでコストの安い資生堂のリンクルクリームに変えました。

 

季節の変わり目など肌が敏感になっている時はポーラのリンクルショットにするなど肌の状態に合わせて変えてみるのも良いと思います。

実際に詳しくレビューした記事もありますのでそちらも是非チェックしてみてください。

エリクシールのシワ対策リンクルクリームSのリアルな口コミとは?

2017.07.03

コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。

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コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。