多くの方が気にしているアイクリームはいつから始めるべきかという問題。
いつかはアイクリームを使って少し本格的なスキンケアを始めておかないと後々シワやシミでおばさんくさくなるのは嫌だし…と悩んでいる方が多いと思います。
年齢とともに気になり始める目元の小じわやたるみと言った肌の老化を防ぐためにもアイクリームを始めるべき年齢やアイクリームの種類などをまとめみました。
もくじ
目元ケアはいつから始めるのが正解か
年齢を重ねるごとに変化するのがお肌ですが、中でも目元や口元は皮膚が薄いこともありかなり早い段階で老化が始まります。
今回の題材でもあるいつからアイクリームなどを使った本格的なアイケアを始めるかというと、20代後半から30代前半に入ったらアイクリームなどを使ってしっかりケアを始めることをオススメします。
お肌は20代までをピークに30代に入るとどんどん美容成分の生成機能などが低下することによってハリが低下したり、くすみが気になりだしたりと老化が現れやすくなります。
肌表面に老化が現れる前である20代後半から30代前半の内にしっかりケアすることで目元の老化を食い止めることが可能になるのです。
アイケアは始める年齢とかかる金額は比例する
管理人がコスメコンシェルジュとして色々なアイクリームや肌質の方を見てきましたが、アイケアを始める年齢が高いほど比例してかかる金額も高額になる傾向があります。
例えば20代後半からアイクリームを使ったケアを始める場合はまだ肌の老化も始まっておらず軽めのケア用品でも十分サポートが可能なため5,000円前後のアイクリームでも十分ケアが可能です。
これが40代、50代から始めるとなるとすでにシワやシミが目元に出てきているものをケアしていかなければならないので、本格的なアイケアをするにはアイクリームだけでも1万円以上かかる場合が多くなります。
このようにアイケアは始める年齢が高くなるほどスキンケアにかかるお金も高くなるので効率よくケアを始めるには老化が始まる20代後半には始めておきたいですね。
みんなが目元の変化を感じる年齢は○歳だった!
よく女は30歳が曲がり角なんて言われることもありますが、みなさんが実感として目元の老化を感じるのは一体いくつくらいか気になりますよね。
そこでネット上の口コミサイトや相談掲示板などで目元の悩みを感じ始めた年齢を調査してみた結果…
33歳
ほとんどの方が33歳頃に一気に目元の老化を感じ慌ててアイクリームを使い始めたという方が多い結果となりました。
実際に30代ころから肌内部のコラーゲンの生成能力なども低下し始める傾向にあり、30代前半は出産などホルモンバランスが乱れやすいイベントも多いことから目に見えて老化を感じやすくなっているようです。
ちなみに40歳をすぎると過半数以上が今度は毛穴のたるみを強く感じ始めるそうなので早め早めの対策が若見えの秘訣となることがあらためて実感できました。
赤裸々告白!あなたが肌老化を感じたのはいつから?
一番大きく感じたのは40歳になった時です。
「あ、もう終わった・・・」と思いましたね。
偶然、その時から数キロ痩せて美容体重になったら、顔のたるみはなくなりました。
元々ふっくら顔でブルドックになることが一番心配でしたので、それがなくなったので後はヨシとしています。目元が一番老けたと思っています。
気を付けているのは食べ物です。野菜も大事ですが、お肉も大事です。40代 辛いです…さん
もちろん個人差があるかと思うんですが、私の場合「歴然と老けた」のを自覚したのは忘れもしない33歳です。たるみということの本当の意味を知りました(笑)。
たるみってブルドッグみたいになるものだと思ってたんですが、そんなわかりやすいものではなく「鏡で見てもどこがどうたるんだのかわからない、でもなんとなく全体に影がある」という感じなんですよね。それがたるみなんだと気づいたのも、実はネットでいろいろ調べた挙句のことでした。どこかが明らかに垂れ下がるのではなく(もっと年を経ればそういうことにもなるのでしょうけど)全体的にちょっと下がってくるんです。
それ以降はもう徐々に……という感じで、最初のショックがあまりに大きく抵抗のしようもなかったために、それほど悲観はしなかったですが、「老け」を受け入れていく過程が辛かったです。
いま、次の段階に来てるのかな~と思います。44歳の知人の方のおっしゃるとおり、もっと明白に下がってきました。ずっと手入れは欠かしていませんが(これは33歳以前から)、こればっかりは体質もあるのかなと思います。
40代 水風呂さん
45歳です。
去年まさにそう思いました。特に顔の肉が下がってきて、ほうれい線が気になり始めました。
それまでは、10年ぶりにあった人からも、全然変わらないのはどうして?
なんていわれてたのに・・・。
今まで似合ってた服が似合わなくなってきたこともショックでした。月並みですが、リンパマッサージと、フェイスエクササイズ、
体もたるみを感じてきたので、ヨガも一緒にはじめました。
2重顎はすぐに治ったけど、ほうれい線は朝はきつく出ます。周りを見ても、40代になると一気に皆さんふけます。
太目の人はしわが無くともたるみが、
やせている人はたるみは無くともしわが目立ってきます。
特に、40代後半になると、毎年老けて行く感じです。似合う服を考え直さなければならないのは、これからでしょうね。
40代 パンナコッタさん
20代から基礎化粧には余り熱心じゃなかったせいもあるのでしょうが、35歳頃に大きなシミを頬に見付け、驚愕しました。
美容液でケアして一応は治まりましたが、その時を境に地球の引力と戦う日々です。40超えたら毛穴ですかね。
頬や鼻の毛穴が全開。これも保湿がキモの様です。そういう目で見ると、20代でシミや毛穴が目立つ人は居ますから、本当は加齢に関係なくケアは必要だったのでしょうね。
それ迄は美容に時間を割く暇がなかった、それだけなのかもしれませんが。40代 ずっきーにさん
引用元:発言小町
このように実際に自分自身が肌や顔の老化を強く感じ始めた年齢は30~40歳が最も多い結果となりました。
30代前半に第一波がきて40代前半に怒涛の第二波がくるというイメージですね。
目元の老化始まるメカニズム
目元の老化がどのようにして起きるかを知るには少し肌の構造について知る必要があるので簡単に肌の構造を紹介したいと思います。
肌は表皮と真皮が重要
肌の大きな構造としては表面近くを構成している表皮部分と表皮の下の部分を構成する真皮部分があります。
表皮部分は肌のバリア機能やセラミドやNMF(天然保湿因子)などが活発に働いており、肌の中から潤いが逃げるのを防いだり潤いを保つ役割があります。
真皮部分は約70%がコラーゲン繊維で出来ておりそのコラーゲンをつなぎ合わせるためのエラスチン繊維や隙間を満たすヒアルロン酸で構成されています。
そのため肌の弾力やしなやかさなどの肌の若々しい印象を左右する要因は真皮部分が深く関係している事がわかると思います。
シワからたるみへ進化する
目元の老化と言うとやはりシワやたるみが悩みでも多いですよね。
実は目元のシワやたるみは急にできるのではなく、少しづつ過程を経て老化が進んで行くのです。
第一段階 表皮性のシワ
目元老化の第一段階は表皮性のシワ、つまり乾燥によってできる乾燥小じわやちりめんジワとなどの比較的浅いシワです。
乾燥小じわとかって乾燥によって出来ているだけで、季節がまた変われば自然に治ると思っている方がいますが間違いです。
乾燥小じわなどは潤いが不足している状態で表皮の表面近くである角層が厚くなり柔軟性が失われている状態です。
この時期に早めにアイクリームなどでケアしておくと老化を緩やかにすることが出来ますが、放置してるとどんどんシワが加速していくので注意が必要です。
第二段階 真皮性のシワ
第1段階の浅いシワの状態が進むと次に進むのが表皮を超えて更に奥の真皮へと影響を及ぼす深いシワです。
多くの女性はこの深いシワが出来て初めて慌ててアイクリームなどでケアを始めますが、真皮までシワが及んでいると時間もお金もかかります。
ケアをするには真皮まで働きかけるようなケアが必要となるため多くは美容皮膚科などでの施術が必要となる場合が多いです。
第三段階 たるみ
浅いシワから始まったこの進化も最終段階に入るとシワではなくたるみとして表面に現れます。
よく60代や70代の女性で目の下がブルドックのようにたるんで老けて見える方がいると思いますが、それは今回紹介した第一段階と第二段階を経てなった姿です。
第二段階い戻すだけでも1本1万円近くする高機能アイクリームで毎日ケアして1年ほどかけてやっとたるみが少し改善してきたくらいの変化が精一杯だと思います。
目元の老化を防ぐには
目元の老化がなぜ起きるのか順を追って解説しましたが、目元の印象を老けて見える原因であるシワやたるみを予防するには乾燥小じわなどの小さいちりめんジワなどが出始めたらすでに危険信号です。
多くは20代後半ころから肌の機能が少しづつ下がり始めるのでこの時期から細かな乾燥小じわなどが出来始めると思います。
この浅いシワの内にしっかりアイクリームなどを使ってケアができればその次の段階の深いシワやたるみに発展するのを防ぐことができるのです。
20代後半にオススメなアイクリームは
比較的まだまだお肌にハリや潤いがある20代後半から使うべきアイクリームはアイキララです。
アイキララはくすみ系の色素沈着などの肌トラブル改善に強いアイクリームで20代の悩みに多い目の下のくすみ対策にも効果的です。
アイキララは医学雑誌にも掲載されるなど理論に裏打ちされた本格派アイクリームなのにお試しコースを利用すると3,000円以下で買えるので、アイクリームにお金をかけるのはちょっと…という方にもおすすめです。
1万円のアイクリームでも全く消えなかったクマが完全に消えることはなかったけど、薄くなりました。ただ、シワへの効果はあまりなかったです。
引用元:@COSME
30代からのアイクリームは少し本格志向
20代と比べるとハリや弾力が少しづつ低下し始める30代、お肌の変わり目の時期だからこそ使いたいのが少し本格派思考のアテニア アイ エクストラ セラムです。
アテニアのアイクリームはアイキララと比べるとエイジング効果が高く、30代ころから現れ始めるまぶたの痩せや目尻の小じわ対策に向いています。
価格もアイクリームの中では安めのセット初回価格が3,000円台という事もあり愛用者の多くも30代前後の若い女性が多いのが特徴です。
2ヶ月ほど使用していますが涙袋がふっくらしてきた気がします。お手入れ方法や目元のリンパに効くツボ押しなど丁寧に記載があり毎日続けています。
引用元:@COSME
40代以降は本格ケア
40代以降のすでに何らかの目元トラブルが起きているであろう世代にオススメのアイクリームは今までのアイクリームよりも本格派ケアが売りのBA ザ アイクリームです。
正直価格が1本2万円オーバーとかなりの高級アイクリームですが、その分効果は他のアイクリームと比較しても圧倒的です。
シワやくすみ、たるみと言った年齢特有の目元トラブルを肌の中からケアするので使い続けるほど活き活きとした目元へ蘇らせます。
目元の状態にもよりますが毎日しっかりアイクリームを使ってマッサージなどケアを続ければ半年ほどでかなり目元の印象が変わってきます。
高いけど本当に効果あります。目がぱっちりしました。たるみが薄くなりました。3本目のリピートですがずっとこの化粧品を使っていこうとおもいます。
引用元:@COSME
ゆりちゃんねるのブログ編集部注目のアイクリーム
ここまでは年代別に最適なアイクリームを紹介してきましたが、番外編的な感じでゆりちゃんねるのブログ編集部が今一番注目しているアイクリームを少し紹介します。
今1番熱いアイクリームは資生堂から販売されているエリクシールシリーズのリンクルクリームです。
2017年に発売されたPOLAのリンクルショットにつづいてシワへの効果が認められた美容業界大注目のアイクリームとして話題になりました。
その効果はもちろん選んだ1番の理由は価格の安さです!
リンクルショットは1本20gで16,000円ほどしますが、リンクルクリームは15gで6000円ほどとその価格は半分以下!
実際に使ってみた実感としても毎日使い続けることで確かに細かなシワはかなり目立たなくなりました。
最近ではリンクルクリームに更に美白効果がプラスされたタイプも発売されるなどシワ対策アイクリームがかなり盛り上がっているので美容好きの方は是非チェックしてみてください。
まとめ
アイクリームを使ったケアはいつから始めるべきか…その答えは「20代後半から」が正解です。
アイケアは始める年齢が遅いほどケアにかかる時間もお金も高くなりますので、とにかく小じわが気になりだしたらスグにアイクリームを使って少し丁寧にケアしてあげましょう。
50代、60代になった時に目元がぱっちり活き活きとした明るい目元を保てるようにアイクリームを使ったケアがまだの方はこの機会にアイクリームを使ったケアも検討してみてはいかがでしょうか。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。