ちふれのUVカット付き化粧下地を実際に購入して日焼け止め効果や化粧下地としての機能を比較検証して本音の口コミをまとめました。
プチプラコスメで有名なちふれのUV化粧下地の気になる化粧ノリや日焼け止めとしての機能をすべて教えます。
もくじ
ちふれのUV化粧下地シリーズ
現在ちふれからはUVカット機能が付いた、つまり日焼け止めと化粧下地兼用タイプは全部で5種類販売しています。
ちふれのUV化粧下地の特長としてはミルクタイプ・ジェルタイプ・クリームタイプの3種類があるので自分の好みに合わせて選べるのが好ポイントです。
クリームタイプは肌のトーンアップ効果があるものも、UVカット効果はミルクタイプと比較すると低めになっているためアウトドアや屋外にいることが多いシーンではちょっと心もとない印象です。
ミルクUVとサンベールクリーム実際に使ってみました
UVカット機能が強いミルクUVとUVカット機能は低めだけど下地としてはトーンアップ効果が得られるクリーム両方実際に使用してみました。
日やけ止めミルクUVはオイリー
ちふれのUV化粧下地の中でも1番UVカット機能が強い日やけ止めミルクUVを手に出してみると、ミルクというよりはよくある日焼け止めと同じタイプの液状です。
手に出して伸ばしてみると日焼け止め独特のニオイがしてかなりオイル感が強い化粧下地というよりはモロ日焼け止め!って感じの使用感です。
色は白い液状タイプですが使用する前にしっかり振らないとオイル成分とサンスクリーン剤が分離した状態になっているので注意が必要です。
肌につけると油膜感が最初は強く時間とともに肌の乾燥感も気になってくるので、正直すすんで使いたい商品とは言えませんでした。
化粧下地としての効果
白い液タイプのUV化粧下地ですが実際に肌にしっかり伸ばすとほぼ透明になり白っぽさはありません。
そのため化粧下地としてのカバー力などはほぼなく塗った後は若干のオイリー感が残るだけでほぼ素肌そのままの状態です。
上からクリームファンデーションをつけるとかなり薄つきな感じに仕上がるので、マットな肌質が好きな方やツヤツヤの濡れたような肌質が好きな方には不向きです。
時間がたつとファンデーションとしっかりなじんで表面はさらっとした素肌に近い仕上がりになるので素肌に自信がある方のナチュラルメイクに向いている印象。
UVサンベールクリームはゆるいクリーム仕様
ちふれのUV化粧下地の中でもUVカット機能が低めのUVサンベールクリームは明るいピンクベージュのクリームタイプです。
肌に伸ばすと日焼け止めっぽい香りはほとんど気にならず、日焼け止めよりも化粧下地に近い使用感です。
肌のトーンをアップさせて細かな素肌の色むらを塗りつぶしていくような使用感です。
化粧下地としての効果
クリームタイプのUV化粧下地なのでしっかり素肌に密着して肌へのカバ-力も適度にあります。ちょっとクリームが固めなので美容オイルを足すと伸びがよくなります。
上からクリームファンデーションを塗るとセミマットに近い肌質に仕上がるのでツヤ肌メイクには不向きな印象です。
素肌のアラを飛ばして顔全体をトーンアップさせる目的や、目元などにハイライト的なポイントとして仕込むには使いやすいと思います。
顔全体にしっかり塗るとかなりの色白さんでないと白浮き感が出て残念な感じになるので顔全体に塗るというよりは立体感を出すのにポイント使いが向いているといえます。
2種類使ってみた本音の口コミ
今回はちふれのUV化粧下地を2種類購入して使ってみましたが両方使って感じたのは1本で完結させるにはちょっと物足りないという感じです。
日やけ止めミルクUVは化粧が必要ないくらい素肌がキレイな人だとこれを顔全体につけて軽くパウダーやファンデで仕上げれば良いですが、ほとんどの方はカバー力が低すぎて別のコンシーラーや化粧下地を使わないとアラが気になると思います。
逆にUVサンベールクリームはとにかく色味が白より過ぎて顔全体にしっかりつけると白浮きお化けになります。
目元や鼻筋などハイライトを入れる部分に下地として仕込むには使えますが、1本で顔全体の化粧下地として使うにはちょっと無理があるかな…というのが正直な口コミです。
オススメの使い方
今回UV化粧下地のそれぞれカバー力強めとUVカット機能強めの2種類を購入しましたが、この2種類を併称するのであれば化粧下地としてしっかり使えそうです。
・日やけ止めミルクUVを顔全体にまんべんなく塗る(小豆1粒大くらいでOK)
・UVサンベールクリームに美容オイルを少し混ぜてを目元や鼻筋などハイライトを入れる部分にぬる
・くすみが気になる部分にもサンベールクリームをつける
・ファンデーションを上からつける
実際に使用してみてよかった使い方は日やけ止めミルクUVを乳液代わりのように顔全体に付けて日焼け防止対策として。
UVサンベールクリームをコントロールカラー的な役割で目元など特に紫外線を集中して浴びる箇所に重ね塗りしました。
ファンデとの密着感もプチプラの割に良いほうなので昼休みに軽い化粧直しができれば1日何とか持ちます。(つけすぎに注意)
日やけ止めミルクUVの愛用者の口コミ
引用元:@COSME
UVサンベールクリームの愛用者の口コミ
引用元:@COSME
実際に使っている人の口コミまとめ
日やけ止めミルクUV | UVサンベールクリーム |
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ちふれのUV化粧下地をそれぞれ使った口コミをチェックしてみるとやはり値段相応という感じの評価が多かったです。
特に日やけ止めミルクUVは日焼け止め独特のオイル感やにおいがどうしても好きになれないので、顔とボディ兼用なので腕などのボディ用として今後は使おうと思っています。
それぞれの配合成分をチェックしてみました
日焼け止め機能がついている化粧品で気になるのが紫外線吸収剤を使っているタイプなのか紫外線散乱剤を使用しているタイプなのかですよね!
早速今回使用したちふれのUV化粧下地を両方とも配合成分などを細かくチェックしてみました。
日やけ止めミルクUVの配合成分
使用されている配合成分をチェックしてみるとやはり紫外線吸収剤が多く使用されていました。
紫外線吸収剤はその名の通り紫外線を吸収して熱エネルギーなどに置換し放出することで肌へのダメージを防ぎます。
他にも要注意成分としてエタノールなどの一部のアレルギーを持った方に症状を起こす可能性がある成分がいくつか配合されているので敏感肌や肌の強さに自信がない方には不向きだといえます。
UVサンベールクリームの配合成分
ミルクUVと比較するとUVカット機能が低めな分紫外線吸収剤の使用量はかなり抑え気味でした。
しかしパラベン系の成分が使用されていたり酸化チタンなどの活性酸素を生み出す成分が配合されているため、肌への負担を考えると使用を控えておきたくなる内容でした。
配合成分から分かった不向きなタイプ
実際に使用した実感と配合成分などから感じた不向きなタイプをまとめておくので購入の際の参考にしてみてください。
・現時点で肌が荒れている
・かぶれやすい
・アレルギー体質
・肌が乾燥しやすい
・天然成分やオーガニックにこだわっている
こんな方には添加物が多く配合されていますし、肌への刺激の原因となりやすい成分も配合されているので使用はおすすめしません。
ちふれを買うならどこがお得?
ドラッグストアで簡単に買えることでも人気のちふれですがよりお得に買うにはどの方法が良いのか調べました。
楽天市場やAmazonなどでも購入できますがショップによって送料がかかったりちょっと高めに値段が設定されていることがあるので直にドラッグストアで買ったほうがよさそうです。
紫外線吸収剤や散乱剤を使わない日焼け防止法
日焼け止め効果がついた多くの化粧品は紫外線吸収剤か紫外線散乱剤のどちらかを使用しています。
どちらも肌にとっては負担となる部分があるため、できることなら両方使わずに日焼け防止効果を得れたら最高ですよね。
飲む日焼け止めは毎日決まった量を飲み続けることで紫外線による影響を起きにくい状態にしてくれます。
使用されている成分も果物由来などの体にとっても優しい成分が中心のものが多いので敏感肌で日焼け止めが使えない方などにもおすすめです。
最近では配合量が少ないのに飲む日焼け止めとうたった格安商品なども出回っているのでしっかりチェックしてから購入するようにしましょう。
まとめ
ちふれのUV化粧下地を2種類実際に購入して試した結果は値段なりの使用感で、レギュラーとして使うには満足度が低めという結果になりました。
急な泊りや非常用に鞄に入れておくなどとしてはいいかもしれませんが、化粧下地としての効果も微妙ですし、日焼け止めとしても汗で取れたりと使い勝手は微妙でした。
本気で肌への負担を軽くしつつ日焼け止めをしたいなら紫外線吸収剤などを使用している日焼け止めよりも、飲む日焼け止めで体の中から紫外線に対する防御力を高めるほうが結果的には美肌に近づくと思います。
コスメコンシェルジュ・美容家のYURIEです!女性の健康と美容の両面をサポートする商品などを医学や美容の知識をもとにSNSなどで紹介しています。アットコスメのビューティースペシャリストとしても活動しています。日々のスキンケアからメイク方法まで女性の美と健康に関するサポートをします。